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かぶせ持ちは手のひらをマウスの背に乗せ、指をボタンに伸ばす握り方です。安定しやすい反面、背の高さや幅が合わないと薬指が窮屈になったり、手のひらが浮いたりします。
ゲーミングマウスは形や重さ、ボタン配置で使い心地が変わります。ここでは手のひらの支え方が異なる4機種を、寸法や特徴を交えて見ていきます。
寸法が近くても手との接点は同じとは限りません。後部のカーブや側面のくぼみが異なるためです。軽さ・支え・機能のうち何を重視するか考えながら、普段の持ち方を思い浮かべてみてください。
4機種の早見表
| モデル | 寸法(全長×幅×高さ) | 重量 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ROG Keris II Ace | 121×67×42mm | 54g(ドングル除く) | 高いハンプ、薬指側のくぼみ、3種類の接続 |
| Razer DeathAdder V3 | 128×68×44mm | 59g | 高いアーチ、薬指用の縁、有線接続 |
Logicool G703 LIGHTSPEED | 124×68×43mm | 95g | ラバーサイドグリップ、10gウェイト付属 |
| Razer Basilisk V3 Pro 35K | 130×75.4×42.5mm | 112g(ドングル・ケーブル除く) | サムレスト、11個のボタン、4方向チルト |
価格は販売店や時期によって変わります。参考価格を目安にしても、セールや在庫状況で実売価格は動きます。購入時点の表示を確認し、重量やボタン数もあわせて比べると判断しやすいですよ。
かぶせ持ちの感覚
かぶせ持ちでは手のひらとマウスの背が広く触れます。背のカーブが手のひらに沿えば指先だけに力を込めずに済み、長時間プレイでも握りを保ちやすくなります。
とはいえ、背が高いほど快適とは限りません。手のひらの一部だけが強く押されると、手首の角度を保ちにくいこともあります。接点が全体に分散する形が扱いやすいでしょう。
幅にも注目したいところです。右側に薬指を添えるくぼみや縁があれば、指の置き場が定まりやすくなります。一方で、幅広の本体は手が小さめの人には大きく感じられるかもしれません。
重さは動かし始めるときの感覚に関わります。軽量モデルは持ち上げ直しや細かな切り返しがしやすく、重めのモデルは動きに落ち着きが出やすいもの。手首中心か腕も使うかで印象は変わります。
Keris II Ace
ROG Keris II Aceは全長121mm、幅67mm、高さ42mmの右手用で、4機種の中では最も短いモデルです。重量もドングルを除いて54gと軽く、手のひら側の支えを求める人におすすめします。
本体後部は手のひらに沿う高いハンプで、右側面には薬指を添える広めのくぼみがあります。短めの寸法に支えを組み合わせ、指の置き場にも配慮した形ですね。
接続方式はUSB有線、2.4GHz無線、Bluetooth 5.1です。デスクでは有線や2.4GHz、持ち運び時はBluetoothというように、場所に合わせて切り替えられます。接続方法に選択肢が欲しい人には便利です。
左右の主ボタンに加え、進む・戻るやDPI、ペアリング用のボタンも備えています。クリック耐久性は1億回です。サイドボタンも活用したい人には、54gの軽さがうれしいでしょう。
DeathAdder V3
Razer DeathAdder V3は128×68×44mm、59gの右手用有線モデルです。Keris II Aceより全長と高さがあり、手のひらを広めに載せたい人が比べやすいサイズ感です。
後部の高いアーチが手のひらを支え、薬指側には支えとなる縁を備えています。右側の指にも接点が欲しい人には頼もしい形で、握ったときに指の置き場が定まりやすくなります。
プログラム可能なボタンは6個で、接続は有線です。ケーブルにはSpeedflexを採用し、充電やペアリングの操作をせずに使えるシンプルな構成になっています。
スクロールホイールにチルトクリックはありません。ホイールで横方向の入力をしたい人には物足りないかもしれませんが、主にFPSを遊び、ボタン数を増やしすぎたくない人には扱いやすいでしょう。
Razer DeathAdder V3
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Logicool G703 LIGHTSPEEDは124×68×43mm、重量95gの右手向けモデルです。Keris II Aceに近い寸法ながら、本体の重みと手のひらの支えを重視する人におすすめです。
メーカーの握り方解説では、背の高いマウスが手のひらを支える例として紹介されています。手のひらを預ける形を求める人にも、イメージしやすいモデルですね。
側面にラバーサイドグリップを備え、6個のプログラム可能なボタンとLIGHTSPEEDワイヤレス接続に対応しています。手のひらを載せたまま左右を握り込みたい人や、側面を指で支えたい人は、このグリップを活用できます。
10gのウェイトが付属します。標準の重さで使い始め、もっと重量感が欲しければウェイトを加えられるため、重さの好みを確かめたい人にも便利です。
Basilisk 35K
Razer Basilisk V3 Pro 35Kは130×75.4×42.5mm、ドングルとケーブルを除いて112gの右手用モデルです。4機種の中で最も幅広く重量も最大なので、広いシェルと手の置き場を優先する人におすすめです。
親指用のサムレストがあり、メーカーはかぶせ持ち・つかみ持ち向けとしています。手のひらを載せ、親指と薬指を左右から添える形を作りやすいでしょう。幅が広いので、手が小さめの人は大きさも確認してください。
プログラム可能なボタンは11個で、ホイールは4方向チルトに対応しています。ノッチ式とフリースピン、Smart-Reelモードを搭載し、複数の操作を割り当てたい場面で持ち味が生きます。
2.4GHz無線やBluetooth、有線USB-Cに対応し、オンボードメモリには5つのプロファイルを保存できます。操作の割り当てや接続の柔軟さを重視する人におすすめですが、軽快な切り返しを最優先する人は112gという重量を確認してください。
Razer Basilisk V3 Pro 35K
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軽さと手のひらの支えを両立したいなら、ROG Keris II Aceが有力です。接続方式は3種類で、右側には薬指を添えるくぼみもあります。軽量なかぶせ持ち向けを探す人に、まず検討してほしいモデルです。
手のひらを広めに支える有線モデルならDeathAdder V3、重さとラバーの握り心地を求める人にはG703がおすすめです。ボタン数やスクロール機能を重視する人には、Basilisk V3 Pro 35Kが合います。
かぶせ持ち向けゲーミングマウスは重量に加え、背のカーブや幅、薬指・親指の支点も確かめたいところです。手のひらを自然に預けられる形なら、長時間でも握り直しにくい一台を見つけやすくなります。
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