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ゲーム大会の配信ではスイッチャーのPGM出力をSDIレコーダーにも残しておくと、配信トラブル時の保険になります。大会後のハイライト素材も手元に残るため、配信とは別系統で記録する価値は大きいですね。
残したいのが切り替え済みのPGMか、各カメラの映像も個別に必要かで機材が変わります。HDかUHDか、編集用か確認用かも判断に関わります。
早見表
5機種は入力数と対応する映像規格が異なります。会場から出る信号と必要な記録系統数を照らし合わせてください。
| 機種 | SDI入力・上限 | 主な記録メディア | 用途 |
|---|---|---|---|
| HyperDeck Studio HD Mini | 1系統・1080p60 | SDカード×2、USB-C | HDのPGM収録 |
| HyperDeck Studio 4K Pro | 1系統・UHD 2160p60 | SSD×2、SD×2、USB-C | UHDのPGM収録 |
| Video Assist 7” 12G HDR | 1系統・UHD 2160p60 | SD×2、USB-C | 大画面で監視しながら収録 |
| Ki Pro GO2 | 4系統・最大1080p60 | USB×5、SMBストレージ | PGMとカメラを複数収録 |
| Shogun Classic | 最大4系統の1080p60 ISO+PGM | Master Caddy、SSDmini | PGMとISOをまとめて収録 |
税込の公式希望小売価格はHD Miniが99,980円、Video Assistが145,800円、4K Proが287,800円です。実売価格は時期や販売店によって変わります。
入力が1系統でもコーデックや操作画面、記録メディアは機種ごとに異なります。会場の出力規格に加え、大会後に編集する人が扱いやすい形式も確かめてください。
PGMを1系統保存
1080p60のPGMを1系統記録するなら、HyperDeck Studio HD Miniがおすすめです。SDI入力は1系統で、SDとHDの信号を最大1080p60まで収録できます。
ProRes・DNxHD・H.264を収録でき、編集用にはProResやDNxHD、確認や共有にはH.264と使い分けられます。UHS-IまたはUHS-II対応SDカードを2枚使えるほか、USB-C外付けドライブにも保存できます。
本体はラック幅の3分の1で高さ1Uです。前面の2.2インチLCDで録画状態を確認でき、操作ボタンとサーチダイヤルのほか、SDI開始・停止やRS-422制御も使えます。PGMが1080pまでの大会なら、UHD対応に予算をかけずに済む点も魅力ですね。
UHDを残す
UHD 2160p60のスイッチャー出力を残すなら、HyperDeck Studio 4K Proがおすすめです。12G-SDIまで対応するため、HD Miniでは受けられないUHD信号を1系統で記録できます。
ProResやDNxは編集に回す素材として使えます。H.264は最大1080p60、H.265は最大2160p60まで対応し、UHD収録にはH.265を選びます。
2.5インチSATA SSDを2基、SDカードを2枚搭載でき、USB-C外付けドライブにも記録できます。高さ1Uの本体には二重化されたAC電源を内蔵し、12V DC入力も備えます。長時間大会ではラックに据え置ける点も長所です。
手元で監視
画面を見ながら録画も操作したい現場には、Blackmagic Video Assist 7” 12G HDRがおすすめです。7インチ画面は1920×1200で、最大2500nitの明るさ。ブース内でも映像を確認しやすい仕様です。
12G-SDI入力はUHD 2160p60まで対応しますが、4K DCIは最大4Kp25です。2160p60を記録する場合は、スイッチャーがUHDで出力しているか確認してください。
ProResまたはDNxを10-bitの4対2対2方式で収録します。記録先にはUHS-II対応SDカードを2枚使えるほか、USB-C外付けドライブも接続できます。
タッチ画面で録画操作ができ、SDI・HDMI・LANCによる開始・停止やタイムコードトリガーにも対応します。給電には外部12V電源か別売のSony NP-F式バッテリーを使います。
4入力を使う
PGMに加えてカメラ映像もPCなしで同時収録するなら、AJA Ki Pro GO2がおすすめです。3G-SDI入力を4系統備え、SDまたはHDを最大1080p60で4チャンネル同時に収録できます。
複数チャンネルを収録する際は、全入力の映像規格とフレームレートをそろえる必要があります。PGMとカメラ3台を記録する構成なら出力設定を統一し、本番前に各入力の記録を確かめましょう。
MP4コンテナにH.264で最大25Mb/s、H.265で最大15Mb/sの映像を記録できます。ProResやDNx収録機とはファイル形式が異なるため、編集先との受け渡しも確認しておきたいところです。
USB 3.2 Gen 1ポートを5基備え、USBメディアとSMB対応ネットワークストレージへ冗長記録できます。各SDI入力から2chの音声を受けられます。XLR入力は2基で、ラインとマイクに対応し48V電源も使えます。
PGMとISO収録
PGMに加えてカメラ別のISO映像も一台で残すなら、Atomos Shogun Classicをおすすめします。最大4系統の1080p60 ISOに加え、切り替え後のPGMも記録できるため、大会後の編集でアングルを選び直せます。
7.2インチのタッチ画面は3000nitで、入力確認と録画操作に使えます。記録形式はProRes HQ・422・LTとDNxHD・DNxHRで、メディアにはMaster Caddy II・Master Caddy IIIまたはSSDminiを使います。
UHD 2160p60と4K DCI 4Kp60に対応し、SDIでは1080p120も扱えます。RAW収録には対応しません。電源はNP-FまたはLシリーズのバッテリー2本、もしくは6.2〜16.8V DC入力で、12Vで3AのACアダプターが付属します。
結論
大会用SDIレコーダーは配信の控えと大会後の編集素材を残せる機材です。必要な入力数と形式は、PGMだけを記録するか、カメラ別の映像も残すかで変わります。
確認したいのは、出力が1080pかUHDか、記録する信号が1系統か複数かです。編集側で扱える形式も合わせて見れば、価格差の理由が分かります。
PGMを確実に残す構成を整え、UHD納品やISO素材が必要なら対応機能を追加しましょう。本番前にテスト収録を行い、再生まで確かめておけば当日も落ち着いて運用できます。
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