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RPGの公式小説には、ゲームの冒険を文章で追う作品もあれば、本編では語られない登場人物の背景を描く作品もあります。物語の軸を見比べると、読みたい一冊が見つかりやすいですよ。
早見表
勇者の冒険からキャラクターの前日譚まで、今回紹介する5冊の題材はさまざまです。まずは、それぞれの物語の中心と参考価格をまとめました。
| 作品 | 物語の軸 | 参考価格(税込) |
|---|---|---|
小説ドラゴンクエストIII そして伝説へ… | 勇者アレルの旅と父の謎 | 1,026円 |
小説FINAL FANTASY VII REMAKE Traces of Two Pasts | エアリスとティファの軌跡 | 1,650円 |
小説 FINAL FANTASY VII REBIRTH Dear Destiny | エアリス、ティファ、クラウドの本編前 | 1,760円 |
小説NieR:Automata(ニーア オートマタ)少年ヨルハ | ヨルハM部隊の前日譚 | 1,019円 |
小説 聖剣伝説 レジェンド オブ マナ | セラフィナの旅と三つのシナリオ | 1,650円 |
価格は希望小売価格・定価を目安にしています。実際の販売価格は時期や店舗によって変わるので、購入時には販売店の表示も確認してください。
ゲームの冒険を小説で追体験したいならドラクエIII、登場人物の背景を読みたいならFFVII関連作がおすすめです。少年ヨルハは、本編より前の出来事を描いています。
RPG小説の魅力
ゲームでは操作や演出とともに進む物語を、小説なら文章の流れに沿って読み進められます。知っている場面も、出来事のつながりを追い直すと印象が変わることがあります。
公式小説には、ゲーム本編を小説化した作品だけでなく、登場人物の過去や本編以前の事件を描く関連作もあります。同じシリーズでも、描かれる時期や人物が変われば読み味も違ってきますね。
今回の5冊には勇者の冒険をはじめ、ヒロインたちの背景や部隊結成前の物語、複数シナリオを含む旅がそろっています。ゲームに詳しくない読者も、表に記した物語の軸から関心のある一冊を探せるでしょう。
ドラクエIII
『小説ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』は、ゲームの冒険を文章でたどりたい人におすすめです。主人公は勇者アレルで、バラモス討伐を目指す旅が物語の中心になります。
もう一つの軸は、父オルテガにまつわる謎です。敵との冒険に父の謎も重なり、家族の物語として読めるところもあります。
原作ゲームの世界を小説でも追いかけたい人におすすめします。ロト伝説につながる物語を読みたい人にも、入りやすい一冊でしょう。
著者は高屋敷英夫、出版社はスクウェア・エニックスです。2000年6月30日発売の新書判で、参考価格は1,026円(税込)。実売価格は時期や店によって変わります。
FFVII前日譚
『Traces of Two Pasts』は、エアリスとティファの知られざる軌跡を描く関連小説です。二人の人物像や来歴に関心がある人におすすめします。
ゲームで見た二人の言葉や行動を思い出しながら読むと、人物の背景にも目を向けられます。FFVIIの物語を知っている読者なら、二人をより立体的に感じるきっかけになりそうです。
著者は野島一成です。本作は四六判で、本文408ページにカラー頁を収録し、2021年7月15日に発売されました。ページ数にもゆとりがあり、二人の軌跡をじっくり読み進められます。
参考価格は1,650円(税込)。エアリスとティファをもっと知りたい人に、まずすすめたいタイトルです。FFVIIにあまり触れたことがなければ、先にゲームの基本的な登場人物を知っておくと物語に入りやすいでしょう。
FFVII続編
『Dear Destiny』は、『Traces of Two Pasts』の続編で、エアリスとティファに加え、クラウドの神羅兵士時代も扱います。ゲーム本編前の三人の物語を読みたい人におすすめです。
前作を読んでから本作へ進めば、二人の背景に続いてクラウドの過去にも目を向けられます。人物ごとの物語を追いたいFFVIIファンには、読みごたえのある一冊でしょう。
著者は前作と同じく野島一成です。本作は本文416ページとカラー頁を収録した四六判上製で、2026年1月30日発売です。前作と並べて読みたい人にもうれしい判型ですね。
参考価格は1,760円(税込)。続編なので『Traces of Two Pasts』から読むと、物語のつながりを追いやすくなります。FFVIIの人物の来歴を続けて読みたい人におすすめです。
少年ヨルハ
『小説NieR:Automata(ニーア オートマタ)少年ヨルハ』は、『NieR:Automata』の前日譚となる舞台「少年ヨルハ」のノベライズです。ゲーム本編の小説版ではなく、舞台作品の物語を読みたい人にすすめます。
物語の中心は、ヨルハM部隊の結成に至るまでの出来事です。舞台では語られなかった部隊の成り立ちを知りたい読者におすすめします。
著者は映島巡で、ヨコオタロウが監修しています。322ページの小B6判で、2018年7月27日に発売されました。
参考価格は1,019円(税込)。『NieR:Automata』の世界やM部隊の前日譚に関心がある人に手に取ってほしい一冊です。
聖剣LOM
『小説 聖剣伝説 レジェンド オブ マナ』は、ゲーム内の物語を小説で味わいたい人におすすめです。セラフィナがマナの木に告げられた目的を果たすため、旅に出るところから始まります。
中心となるのは「宝石泥棒編」「エスカデ編」「ドラゴンキラー編」の三つです。ゲーム内の複数の物語を小説でたどりたい人におすすめします。
著者は砂守岳央、カバー・口絵・本文イラストは天野シロが担当しています。本作は本文400ページとカラー頁を収録した四六判で、2022年10月7日に発売されました。
参考価格は1,650円(税込)。セラフィナの旅や三つのシナリオを読みたい人にぴったりです。『聖剣伝説 レジェンド オブ マナ』の物語を小説でまとめて楽しみたい人にもおすすめします。
まとめ
冒険を小説で追いたい人には『小説ドラゴンクエストIII』、エアリスとティファの背景を知りたい人には『Traces of Two Pasts』がおすすめです。FFVIIの三人の本編前の物語を続けて読むなら、『Dear Destiny』まで進みましょう。
ヨルハM部隊の前日譚を読みたい人には『少年ヨルハ』、三つのシナリオに興味がある人には『聖剣伝説 レジェンド オブ マナ』をすすめます。読みたい物語に合わせて選べる5冊です。
価格は希望小売価格・定価を目安にしていますが、実売価格は時期や店舗によって変わります。販売価格を確認して、読みたい物語に合う一冊を選んでください。
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