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PS5をリビングの壁いっぱいに映すと、4KやHDRへの対応だけでは昼間の見え方や設置距離まで判断できません。明るさ、100型に必要な距離、ゲーム時の遅延を見ると機種ごとの違いが分かります。
BenQからはTK705iとTK710STi、OptomaからはUHD33、エプソンからはEH-LS12000を紹介します。3機種は3,000 ANSIルーメン以上で、EH-LS12000は白とカラーとも最大2,700lmです。
プロジェクターでは室内の光が映像に重なります。昼間の画面の見やすさは明るさの数値だけでは決まりませんよね。
候補4機種
明るさやHDR対応に加えて、投写距離とゲーム時の遅延も一覧にしました。明るさの数値が近くても、設置に必要な距離には差があります。
| 機種 | 明るさ・光源 | 4K・60Hz・HDR | 投写・ゲームの要点 |
|---|---|---|---|
BenQ TK705i | 3,000 ANSIルーメン | HDR10、HDR10+、HLG | 通常焦点、4Kの60Hzで1フレーム未満の遅延 |
BenQ TK710STi | 3,200 ANSIルーメン・レーザー | HDR10、HLG | 100型を約1.52mから、4Kの60Hzで16.7ms |
Optoma UHD33 | 3,000 ANSIルーメン・ランプ | HDR10 | 100型で約3.32〜3.65m、4Kの60Hzで16.7ms |
エプソン EH-LS12000 | 最大2,700lm・レーザー | HDR10、HDR10+、HLG | 100型で約3.00〜6.30m、電動レンズシフト |
実売価格は販売店や時期によって変わります。在庫状況でも上下するため、購入時点の価格を確認し、設置条件やゲーム機能と合わせて判断してください。
明るさの現実
3,000 ANSIルーメン前後は、プロジェクターの中では明るさを重視したクラスです。それでも窓から日差しが入る部屋では、黒が灰色っぽくなり、細かな暗部が見えにくくなることがあります。
画面が大きくなるほど、光は広い面に分散します。同じ明るさでも80型と100型では印象が変わります。昼間はカーテンや照明を含めた部屋の明るさが映像の見やすさを左右します。
HDR対応はHDR映像信号を受け取る機能です。明るい部屋ではHDRの明暗差や色の鮮やかさが必ず際立つとは限りません。環境光が強いと持ち味が薄れます。
BenQ TK705i
TK705iは4K UHD入力とHDR10、HDR10+、HLGに対応する通常焦点モデルです。明るさは3,000 ANSIルーメン。PS5向けのゲーム機能も備えています。
投写比は1.0〜1.3で、光学ズームは1.3倍です。本体をスクリーンから離して設置でき、ズームで画面サイズを調整できます。
HDMI 2.1入力を2系統備え、ALLMにも対応します。4K映像を60Hzで入力した際の遅延はメーカー公称で1フレーム未満です。HDRのRPGとFPS向けゲームモードも搭載しています。
PS5の4K映像を60Hzで楽しみ、HDRも使いたい人にすすめます。ALLMと低遅延機能があり、映画とゲームを一台で楽しめます。
BenQ TK710STi
3,200 ANSIルーメンのレーザー短焦点モデルです。4K UHDとHDR10、HLGに対応します。明るさの数値は4機種中で最大です。
投写比は0.69〜0.83で、100型を約1.52mから投写できます。本体をスクリーン近くに置けるため、投写距離が限られた部屋に設置しやすいでしょう。短焦点なので、人が画面の前を横切ったときに影が映りにくい配置もしやすくなります。
HDMI 2.0bで4Kの60Hz入力に対応します。遅延は4Kの60Hzで16.7ms、1080pの240Hzでは4.2msです。FPSやHDR FPS、HDR RPGなどのゲームモードを備えています。
短い距離で100型を映し、明るさとゲーム応答も重視する人に適したモデルです。HDR10+への対応は明記されていません。HDR形式の幅を優先する人は他機種も見比べたいですね。
Optoma UHD33
UHD33は3,000 ANSIルーメンの通常焦点モデルで、光源はUHEランプです。4K HDRの60fps入力とHDR10に対応します。PS5から4K映像を60Hzで入力できます。
100型の投写距離は約3.32〜3.65mです。ズームは1.1倍でレンズシフトはありません。本体の位置を細かく動かして画面を合わせる設置では、調整しにくくなります。
ゲーム時の遅延は4Kの60Hzで16.7ms、1080pの240Hzで4.2msです。Enhanced Gamingモードも搭載しています。4K映像と高リフレッシュレートのフルHD入力を使い分けたい人には、数字で比較しやすい仕様です。
スクリーンから約3.3m以上離せる部屋なら設置しやすい機種です。レンズシフトがないため、距離やレンズ位置に余裕がないと画面を調整しにくくなります。
エプソン機
EH-LS12000はレーザー光源の3LCD方式です。白とカラーの明るさは最大2,700lmです。4K信号の24〜60Hz入力に対応し、2軸シフト技術でスクリーン上に4K表示します。
HDR10、HDR10+、HLGに対応し、HDR形式の幅はTK705iと同様です。100型の投写距離は約3.00〜6.30m。電動ズームは2.1倍で、同じ画面サイズでも設置距離に幅を持たせやすいところが特徴です。
電動レンズシフトは上下最大約±96.3%、左右最大約±47.1%です。本体の位置を大きく変えずに画面位置を調整しやすく、天吊りや棚置きなど設置条件が複雑なリビングでも配置の自由度を確保できます。
ゲームなどの映像処理を「速い」に設定すると、表示遅延を軽減できます。遅延の数値は公表されていません。設置調整の幅やレーザー光源、HDR10+を重視する人には魅力のあるモデルです。
結論
明るいリビングでPS5を遊び、スクリーンまでの距離が短いなら、第一候補はBenQ TK710STiです。3,200 ANSIルーメンで100型を約1.52mから投写できます。4Kの60Hz入力時の遅延は16.7ms。短い距離と明るさを重視する人にすすめます。
ゲーム機能とHDR形式の幅を優先するならTK705iが適しています。約3.3m以上の距離を取れ、遅延値を重視する人にはUHD33をすすめます。取り付け位置に制約があり、電動レンズシフトやHDR10+を重視する人にはEH-LS12000が有力でしょう。
日中の光が強いと、黒や暗部が見えにくくなります。昼間に使う場合は、カーテンや照明による影響も踏まえてください。
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