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ゲーム配信ではモニターでプレイ画面を確認しつつ、キャプチャ機器にも同じ信号を送りたい場面があります。HDMI分配器なら、1台のゲーム機から複数の出力先へ映像を同時に送れます。
4K120HzやVRRを使いたい環境と、1080pキャプチャや会場の複数画面を重視する環境では、必要な性能が異なります。
| 製品 | 出力数 | 主な特徴 | おすすめの用途 |
|---|---|---|---|
DAIAD DHD-DSP12A-8K | 2 | 4K120Hz、VRR、音声分離 | 高リフレッシュレートのゲーム配信 |
DAIAD DHD-S14SA-OFF | 4 | 4K60Hz、EDID切替、音声分離 | キャプチャ機器と複数画面 |
| サンワサプライ 400-VGA030 | 2 | 出力2を1080pへ変換 | 4Kモニターと1080pキャプチャ |
エレコム VSP-HDP18BK | 8 | 4K60Hz、信号検出モード切替 | 会場や常設の多画面 |
配信机でモニターとキャプチャ機器をつなぐなら、出力数に加えて対応解像度やリフレッシュレートも確認したいところ。会場の画面を増やす場合は、4出力や8出力モデルが便利です。
HDMI分配の役割
分配器はゲーム機から受け取った映像と音声を、複数のHDMI出力へ送ります。出力先ごとに別々のゲーム画面を表示する機器ではありません。
配信ではモニターでプレイ画面を見ながら、キャプチャ機器にも同じ映像を送る使い方が定番です。信号の流れもシンプルですね。
製品によって対応する映像形式は異なります。4K60Hzまでのモデルと4K120Hz対応モデルでは表示条件が変わるため、ゲーム機と画面の仕様を照らし合わせてください。
DAIAD 8Kモデル
DHD-DSP12A-8Kは、ゲーム映像を2台へ出しながら4K120HzやVRRを使えるモデルです。HDMI 2.1と48GbpsのFRLに対応し、4K120Hzでは4:4:4、12bitの信号を出力できます。
VRR・FVA・ALLMに加え、QMS・QFT・SBTMにも対応しています。高リフレッシュレートのモニターでプレイしながら配信映像を取り込む構成に合います。
HDR・HDR10・HDR10+・Dolby Vision・HLGをパススルーでき、HDRからSDRへの自動変換も可能です。光デジタル音声は最大5.1chで、左右アナログ音声と3.5mm出力も備えています。
接続先の性能に合わせて自動ダウンスケールできます。ただし、VRR動作中はこの機能が働きません。VRR対応画面と1080pキャプチャ機器を組み合わせる場合は、VRR有効時の信号条件を確認しましょう。
DAIAD 4出力
DHD-S14SA-OFFは最大4台へ映像を複製でき、プレイ用モニターやキャプチャ機器のほか、確認用画面や会場の表示機器もつなげます。
帯域は18Gbpsで、最大4K60Hzの4:4:4に対応します。1080pでは120Hzまで扱えるため、4K60Hzの配信で複数画面を使う場合に出力数を確保できます。
EDIDはAUTOとCOPYを切り替えられます。AUTOは接続先の情報を比較し、COPYは優先出力ポートのEDIDを使う方式です。画面ごとに対応解像度が異なるとき、信号の決まり方を調整できます。
本体スイッチで4Kから1080pへのダウンスケールを切り替えられ、光デジタル音声と3.5mmのアナログ音声出力も備えています。HDCP解除の保証・サポートはないため、キャプチャ機器やソフトの対応状況も確認してください。
サンワサプライ
400-VGA030は、プレイ画面を4Kで表示しながらキャプチャ側を1080pにしたい場合に便利です。出力1は4Kのまま、出力2だけ1080pへダウンスケールできます。
最大4096×2160、60Hzに対応し、HDR10とHDCP 1.4および2.2もサポートしています。4K60Hzまでの配信で、モニターとキャプチャ機器の解像度差を調整したいときに使えます。
本体は約W65.5×D55.5×H16mmで、ケーブル込みの重量は約78gです。USB Type-Cで給電し、給電用ケーブルも付属します。小規模配信で持ち運ぶ場合も、机の上で場所を取りにくいサイズですね。
CECには対応していないため、ゲーム機やテレビの電源連動を使う環境では注意が必要です。出力2を1080pにして2台へ分配したい配信者には、この機種がおすすめです。
サンワサプライ 400-VGA030
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VSP-HDP18BKは最大8台へ同時出力できる4K60Hz対応モデルです。配信ブースのモニターや会場画面へ同じ映像を送りたい場合など、画面数の多い設備で使えます。
HDMI 2.0bと18Gbpsに対応し、最大4096×2160の60Hzまで扱えます。Aモードでは接続先に共通する解像度と音声形式で出力し、Bモードでは出力1の機器に合わせた信号を送ります。
優先出力モードではHDR10・Dolby Vision・HLGに対応します。CECは出力1だけで使え、ARCとHECには対応しません。画面ごとに解像度や音声形式が異なる場合は、モードを切り替えて信号を調整できます。
希望小売価格は64,793円(税込)です。実売価格は時期や販売店によって変わるため、購入時に最新価格を確認してください。個人配信では出力数が余りやすく、複数画面を常設する環境で使いやすい一台です。
EDIDの意味
EDIDは、モニターやキャプチャ機器が受け取れる解像度・リフレッシュレート・音声形式などを伝える情報です。分配器は接続先の情報をもとに、ゲーム機へ使える信号を伝えます。
接続機器ごとに対応範囲が異なると、配信で使う映像信号にも影響します。たとえば4Kモニターと1080pキャプチャ機器をつなぎ、全出力を同じ解像度にする機種では、1080p側に合わせた信号になることがあります。
EDID COPYは特定の出力先の情報を使い、AUTOは複数の接続先を踏まえて信号を決めます。出力ごとにダウンスケールできる機種なら、解像度の異なる画面を並行して使いやすくなります。
HDCPの制限
HDCPは映像を保護する仕組みです。ゲーム映像をキャプチャするときは、分配器に加えてキャプチャ機器やソフトも対象の信号に対応している必要があります。
分配器を通せば保護された映像を必ず録画できるとは限りません。DHD-S14SA-OFFはHDCP解除を目的とした保証・サポートを行っていません。キャプチャの可否は機器の仕様に沿って確認しましょう。
ゲーム映像とゲーム機で再生する動画サービスなどの保護映像では、扱いが異なる場合があります。キャプチャ機器の対応条件を確認すれば、購入後に映像を取り込めない事態を減らせます。
音声分離
音声分離端子があれば、HDMIで映像を画面へ送りつつ、音声を別の機器へ出せます。光デジタルは対応アンプやスピーカーへ、アナログ出力は3.5mm入力の機器へ接続します。
DAIADの2機種は光デジタルと左右アナログ音声を備え、8Kモデルには3.5mm出力もあります。8Kモデルの光デジタル出力は最大5.1ch。配信ソフトに音声を取り込むか、別の音響機器で聞くかによって必要な端子が変わります。
端子がそろっていても、接続先がその形式に対応していなければ狙った音は出ません。ゲーム音とマイク音を配信ソフトで調整する場合は、キャプチャ機器を含めて音声の経路を整理しておきましょう。
結論
4K120HzやVRRを使うゲーム配信なら、DAIAD DHD-DSP12A-8Kがおすすめです。VRR動作中はダウンスケールが働かないため、プレイ用画面とキャプチャ機器の解像度条件を確認してください。
4台へ分配して4K60Hzで使うならDAIAD DHD-S14SA-OFF、4Kモニターと1080pキャプチャを組み合わせるならサンワサプライ 400-VGA030が合います。出力数と解像度変換の方法を配信環境に合わせて確認しましょう。
会場や常設環境で8台の画面へ同じ映像を送る場合は、エレコム VSP-HDP18BKが使えます。個人配信では2出力モデルを中心に検討し、4出力以上は表示する画面数に合わせて選ぶと無理のない構成になります。
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