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ゲーム機やゲーミングPCの映像を配信PCへLANで渡すなら、HDMI入力型のNDIエンコーダーが候補です。紹介する5機種は、4Kか1080pか、60fpsを超えるかで役割が分かれます。
Full NDIとHXも機種を比べる軸です。HDMI入力とNDI出力の上限が同じとは限りません。パススルーや音声、給電方式にも違いがあり、配線を含めて構成を考えるときに見ておきたいところです。
| 製品 | HDMI入力上限 | NDI方式と特徴 | 合う配信スタイル |
|---|---|---|---|
Pro Convert HDMI 4K Plus | 4K60 | Full NDI、1080p240、8ch音声 | 4K60や高フレームレート配信 |
Ultra Encode HDMI Plus | 4K30 | NDI HX2とHX3、RTMPとSRT、録画 | 本体から直接配信・保存 |
| Kiloview N6 | 1080p60 | Full NDIとHX2、HX3を同時出力 | 1080pで複数方式を利用 |
| Kiloview N40 Plus | 4K60 | NDI High Bandwidth、デコード出力 | 4K制作やモニター出力も必要 |
| BirdDog Flex 4K IN | 4K30 | Full NDI、小型、PoE+ | 省スペースの4K30配信 |
販売価格は時期や店舗によって変わります。PoEスイッチやインジェクター、録画用ストレージが必要なら、その費用も本体価格に足して総額を確認すると安心です。
4K60をFull NDIへ
Magewell Pro Convert HDMI 4K PlusはHDMI 1.4と2.0、DVI-Dの入力に対応し、最大4K60の映像をFull NDI High Bandwidthで送出します。NDI 6.2にも対応します。OBS、vMix、NDI Studio Monitorと連携できます。
HDMIループスルーは最大4K60、4:4:4です。内蔵音声の8チャンネルもNDIへ伝送できるので、ゲーム映像と音声をまとめて配信PCへ渡せます。
PoE対応のギガビットLANから給電できます。そのうえ低遅延を重視した設計で、4K60と1080p240の両方を扱えるのが特長です。ゲームごとに出力設定を変えるなら、Pro Convertをすすめます。
単体で配信も
Magewell Ultra Encode HDMI PlusはNDI送出に加えてRTMPとRTMPS、SRTやHLSで直接配信できます。メイン映像は最大4K30です。NDI HX2とHX3、H.264とH.265にも対応します。
HDMI音声は8ch、24-bit、192kHzに対応します。3.5mmライン入力は2chです。内蔵128GBへ録画でき、USBストレージやNASへの保存にも対応するため、ゲーム配信と別系統の映像保存を並行する構成にも使えます。
同時配信は最大6セッションで、NDI HX3は単独1セッションです。Web GUIやControl Hubから管理でき、PoE給電と有線LAN、Wi-Fiを利用できます。録画と複数プロトコルを一台にまとめるなら、Ultra Encode HDMI Plusがおすすめです。
1080p60の柔軟性
Kiloview N6のHDMI入力は最大1920×1080p60で、4K映像には対応しません。Full NDIとHX2、HX3を同時に送出できるのが強みです。1080pで複数方式を使う配信におすすめします。
エンコード中のHDMI出力はループスルーとして働き、デコード時には映像出力になります。3.5mmライン入出力を備え、USB-CへUVCカメラを接続すれば、その映像もNDI化できます。ゲーム画面とUSBカメラの映像を一つのネットワークにまとめられます。
PoEとDC 12Vから給電でき、最大消費電力は6Wです。小規模な配信卓でFull NDIとHXを併用するならN6を使えます。NDI音声は2ch、48kHzなので、多チャンネル音声を重視する人には別機種をすすめます。
4K60の制作向け
Kiloview N40 Plusは3840×2160p60のHDMI入出力とNDI High Bandwidthに対応します。エンコード中はHDMIをループスルーし、デコード時は映像出力として使えます。配信とモニター出力を一台にまとめる制作卓に便利です。
HDMI音声の埋め込みと取り出しに加え、3.5mmライン入出力も備えます。最大16入力チャンネルから2chを選び、48kHzで扱えます。
PoE、USB PD、5~18V DCから給電できます。LCD画面とタリー表示を備え、OBSやvMixなど一般的な映像制作ソフトとも組み合わせられます。2026年1月公開のファームウェアでNDI 6.2 SDKに更新されています。
小型Full NDI機
BirdDog Flex 4K INは107×63×31mm、140gの小型機です。Full NDIを送出します。HDMI入力は4Kで25fps、29.97fpsまたは30fpsに対応し、1080pでは最大60fpsです。4K60のゲーム画面は入力上限を超えます。
HDMI音声は2ch、48kHzでNDIへ送り、3.5mmマイクとライン入力も使えます。給電はPoE+対応です。802.3afとは給電規格が異なるため、接続するスイッチやインジェクターもPoE+対応が必要です。
12V、最大15WのDC出力に加え、3色HaloタリーとRS232 VISCAのPTZ制御機能も備えます。ゲーム配信では出番の少ない機能もありますが、スタジオでカメラ制御やタリー表示を行う場合に活用できます。
結論
4K60のFull NDIと1080p240を一台で扱うなら、Magewell Pro Convert HDMI 4K Plusが第一候補です。HDMIループスルーと8ch音声も備え、ゲーム画面を配信PCへ送りながらモニターへ出せます。
配信と録画を一台にまとめるならUltra Encode HDMI Plus。1080pでFull NDIとHXを同時に使うならN6が合います。4K60のデコード出力や状態表示まで必要ならN40 Plus、4K30までの小型Full NDI機ならFlex 4K INをすすめます。
実際に遊ぶ解像度とフレームレート、使いたいNDI方式、HDMIパススルーの必要性が選定の基準です。価格は販売時期や店舗で変わります。PoE規格や必要な電源も含めて総額を比べると、配信卓の配線まで無理なく整えられます。
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