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ゲーム配信では、ゲーム画面の録画はPCに任せ、カメラ映像だけを別に残したい場面があります。切り抜きや告知動画にも使うなら、カメラ信号を記録するモニターレコーダーが役立ちます。
ここではカメラの映像出力を受けて、画面を確認しながら録画する機器を扱います。PCにゲーム画面を取り込むキャプチャーボードとは役割が異なります。
外部収録の役割
配信ソフトで録画すると、ゲーム・コメント欄・ロゴ・カメラ枠が一枚の映像にまとまります。完成した配信の保存には便利ですが、カメラ単体の素材を編集したいとき、重ねた表示が邪魔になることもあります。
外部レコーダーはカメラからHDMIまたはSDIで信号を受け、メディアへ記録します。カメラ素材を単独で残しておけば、あとから画角や背景を切り取って調整しやすく、短尺動画にも活用できます。
端子が合っていても、解像度とフレームレートが合わなければ収録できません。Atomosはカメラからメニュー表示のないクリーンフィードを出すよう案内しています。対応カメラなら録画の開始・停止も連動できます。
機種早見表
価格は公式の税込希望小売価格を目安にしています。実売価格は販売店や時期で変わるため、購入時には最新の価格も確認してください。
| 機種 | 主な入力・収録上限 | 画面 | 参考価格 |
|---|---|---|---|
| Atomos Ninja TX GO | HDMI 2.0、RAW最大6Kp30、DCI 4KまたはUHD 4Kは最大60p | 5.2インチ、1500nit | 132,440円 |
| Blackmagic Video Assist 5インチ 3G | HDMI・3G-SDI、1080p60 | 5インチ、300nit | 59,980円 |
| Atomos SHOGUN Classic | HDMI・12G-SDI・Quad-Link 3G-SDI、4Kp60 | 7.2インチ、3000nit | 193,380円 |
3機種の収録上限は、Ninja TX GOがRAW最大6Kp30またはDCI・UHD 4K最大60p、Video AssistがHDMI・3G-SDI経由の1080p60、SHOGUN Classicが4Kp60です。
Ninja TX GOの記録メディアとSHOGUN Classic用SSDは別売です。本体価格に加え、カードやSSD、給電に必要な機材の費用も見込んでおきましょう。
Ninja TX GO
Ninja TX GOは5.2インチ、1920×1080の画面を備え、最大1500nitで表示します。HDMI 2.0の入力・出力は各1系統で、SDIには対応しません。HDMIカメラと接続して使うモデルです。
フォーカスピーキング・波形・RGBパレード・ベクトルスコープ・フォルスカラー・EL Zoneを利用できます。ピントや露出、色の状態を画面で確認できる機能がそろっていますね。
RAWは最大6Kp30、DCI 4KまたはUHD 4Kは最大60pまで収録できます。記録形式はProRes RAW・ProRes・Avid DNxHD・Avid DNxHR・H.265に対応。編集工程に合わせて選べます。
対応カメラならUSB-C経由でRECの開始・停止に加え、ISO・シャッター・絞り・ホワイトバランス・タッチフォーカスを制御できます。HDMI録画トリガーはCanon・Sony・Atomosに対応。別売の認定CFexpress Type BカードまたはUSB 3.0メディアに記録し、USB-C給電には65W対応電源が必要です。
Atomos Ninja TX GO
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Blackmagic Video Assist 5インチ 3GはHDMIとMicro BNCのSDIを各1系統ずつ入力・出力できます。SDIは最大3Gで、対応信号は1080p60まで。カメラ側の出力フォーマットも合わせる必要があります。
画面は5インチで1920×1080、明るさは300nitです。フォーカスアシスト・内蔵スコープ・3D LUTを搭載し、ピントや映像信号を画面で確認できます。
最大1080p60の映像を収録できます。ProRes 422 HQ・ProRes 422・ProRes LT・ProRes Proxyと、DNxHDを含む10-bit 4:2:2形式に対応。UHS-IのSDカードスロットは1基で、SDXCとSDHCを利用できます。
録画開始・停止とタイムコードのトリガーはHDMI・SDIから受けられます。電源は外部12Vまたは別売のSony NP-Fバッテリーで、ACアダプターとNP-F用USB充電器が付属します。希望小売価格は59,980円(税込)で、実売価格は時期や店で変わります。
SHOGUN Classic
SHOGUN Classicは7.2インチの画面を搭載し、1920×1200で表示します。明るさは3000nitです。HDMI 2.0の入力・出力は各1系統で、Quad-Link 3G-SDIと12G-SDIにも対応。HDMIとSDI間の信号変換もできます。
最大4Kp60で収録できます。最大4系統の1080p60映像を独立してISO収録し、タッチ画面で入力を切り替えられます。大会やイベントで複数カメラの素材を残すときに役立つ機種です。
コーデックはApple ProRes HQ・ProRes 422・ProRes LT・Avid DNxHD・Avid DNxHRです。RAW収録には対応しません。ProResまたはAvid DNxのMOVを扱える編集ソフトで使え、Final Cut Pro XMLも利用できます。
記録メディアはMaster Caddy II・Master Caddy IIIまたはSSDminiで、Master Caddy IIケースが付属しSSDは別売です。HDMI・SDIの録画トリガーと対応LANCリモコンを利用できます。給電はNP-FまたはLシリーズのバッテリー2本、もしくは6.2〜16.8VのDC入力で、12V 3AのAC電源が付属します。
Atomos SHOGUN Classic
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モニター画面があれば収録信号をその場で確認できます。カメラ本体の液晶を見にくい配信机でも、別画面ならピントや明るさを確かめやすいでしょう。撮影中の状態を見ながら調整できます。
屋内で顔を一人映すなら、300nitの画面でも照明を調整して確認できる場面は多いでしょう。強い光が当たる場所や少し離れて見る環境では、1500nitや3000nitの明るさが見やすさを助けます。
5インチ台の画面はカメラの近くで確認しやすく、7.2インチなら離れた位置からも見やすくなります。カメラの設置場所と確認距離を合わせて考えると、画面サイズを決めやすいですね。
素材の独立性
OBSなどで録画すると、ゲーム・カメラ・テロップが一枚の完成映像になります。外部レコーダーでカメラ信号を別に記録しておけば、あとからカメラ枠の位置や大きさを組み直せます。
カメラ出力にテロップやメニューが重なったままだと、収録ファイルにもその表示が残ります。素材を後編集するなら、カメラからメニュー表示のないクリーンフィードを出す設定が欠かせません。
ゲーム映像はPCやキャプチャーボードの録画系統へ送り、カメラ素材はレコーダーに保存します。あとで手を入れたい映像を分けておく構成です。
Ninja TX GOとSHOGUN Classicにはピーキングや波形があり、収録前のピントや露出の確認にも使えます。カメラの調整時にも役立つ機能です。
結論
HDMIカメラで4K素材を残し、明るい画面で確認したいならNinja TX GOがおすすめです。対応カメラではUSB-C制御やHDMI録画トリガーも使え、別収録の開始忘れを減らせます。
1080p60の収録で足りる人にはBlackmagic Video Assist 5インチ 3Gをおすすめします。希望小売価格は59,980円(税込)です。SDI環境を活用しながら費用を抑えたい配信者にも適した機種でしょう。
大会配信で複数映像を独立して記録するならSHOGUN Classicがおすすめです。最大4Kp60に加え、最大4系統の1080p60をISO収録でき、タッチ画面で入力を切り替えられます。配信用カメラが一台ならNinja TX GOかVideo Assist、複数入力と大画面が必要ならSHOGUN Classicをすすめます。
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