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ゲーム大会の配信では、試合時間とカメラ周辺の構成が電源計画を左右します。Vマウントバッテリーは容量に加え、端子の種類や同時出力の上限も確認したいところです。
97〜99Wh級の3機種はカメラリグに載せやすく、周辺機器用の出力端子も備えています。193Whモデルは容量にゆとりがある一方で質量は約1,090g。航空機の機内には持ち込めません。
| 製品 | 容量 | 最大出力 | 主な出力端子 | 質量 |
|---|---|---|---|---|
SmallRig VB99 Pro mini | 98.872Wh | 合計100W | USB-C×2、USB-A、D-TapおよびBP、DC 8V・12V | 644±10g |
IDX Imicro-98P | 97Wh | 145W(11V時) | D-Tap、USB-C PD 60W | 約580g |
SWIT PB-S98S | 98Wh | 合計150W | D-Tap×2、USB | 0.809kg |
IDX DUO-C198P | 193Wh | 154W(11V時) | D-Tap×2、USB-C PD 60W | 約1,090g |
3機種の容量は近くても、端子の種類と出力上限には差があります。複数の機材へ同時に給電するなら、必要な端子をそろえ、出力合計を上限内に収める必要があります。
容量と消費電力から単純計算すると、98Whで合計42Wの機材を動かす場合は約2.3時間です。実際の稼働時間は変換ロスや負荷の変動、バッテリーの状態によって短くなります。
参考価格はIDX Imicro-98Pが59,895円、SWIT PB-S98Sが54,780円、IDX DUO-C198Pが96,800円(税込)です。いずれも希望小売価格で、実売価格は販売店や時期によって変わります。
VB99 Pro mini
SmallRig VB99 Pro miniは98.872Whで、寸法は107.2×73.2×55.2mm、質量は644±10gです。小型リグに載せやすく、カメラとモニターを一緒に動かす構成にも使えます。
USB-Cが2口、USB-A、D-TapおよびBPに対応する出力に加え、DC 8VとDC 12Vを備えています。USB機器や対応電圧のカメラ周辺機器へ電源を分けられるのが特徴です。
全端子を合わせた出力上限は100Wです。片方のUSB-Cを使うと、もう片方は最大45Wになります。USB-C機器を2台つなぐ際は、この条件を確認してください。
USB-C充電は最大100Wで、満充電まで約2.5時間かかります。TFT画面には残量とリアルタイムの電圧・電力、残り稼働時間が表示され、給電状況をその場で追えます。
Imicro-98P
IDX Imicro-98Pは97Whで、質量は約580g。寸法は73×100×55mmとコンパクトで、4機種の中では最も軽量です。肩や手持ちでカメラを動かす現場でも、リグを軽くまとめやすいでしょう。
最大出力は11V時に145Wで、D-Tapは最大100Wです。USB-C PDは入出力とも最大60W。端子ごとの上限を踏まえて機材をつなぎます。
充電中に使える端子には制限があります。USB充電中はメイン端子とD-Tapから放電できず、メイン端子で充電している間はUSBを使えません。給電と充電を同時に行う運用には注意が必要です。
残量は5個のLEDで10段階に表示され、ボタンを長押しすると満充電容量の劣化度合いも確認できます。11Vで出力を停止する過放電防止機能も備えています。
PB-S98S
SWIT PB-S98Sは98Wh、質量0.809kgのVマウントバッテリーです。奥行が短い角型で、シネカメラ向けのリグに収めやすい形状。カメラの背面まわりをすっきり保ちたい現場で扱いやすい一台です。
出力端子はD-Tapが2口、USBが1口。バッテリー全体の出力上限は150Wで、D-Tapは2口合計120W、USBは5V・2Aの10Wです。複数のD-Tap機器をつなぐなら、消費電力の合計を確かめましょう。
OLEDには残量率や残り稼働時間、充電サイクル数が表示されます。対応するSONYやREDのカメラでは、ビューファインダーにも電源情報を表示できます。カメラを構えたまま確認できるのは助かりますね。
一般的なカメラでの稼働時間は約3時間が目安で、充電電流は最大3Aです。D-Tapからの充電には対応しません。参考価格は54,780円(税込)、実売価格は販売店や時期によって変動します。
DUO-C198P
IDX DUO-C198Pは193Whの大容量モデルで、質量は約1,090gです。VマウントカメラにD-Tap対応レコーダーや小型モニターを加えた長時間配信にも適しています。
最大出力は11V時に154W。D-Tapは2系統で各最大80W、USB-C PDは入出力とも最大60Wです。複数機材へ給電する際は、端子ごととバッテリー全体の出力上限を確かめてください。
USB PD充電器のUC-PD1や、D-Tap Advanced対応充電器のVL-DT1などで充電できます。残量は5個のLEDで10段階表示され、対応機器ではカメラのビューファインダーに電池情報も表示可能です。
参考価格は96,800円(税込)です。193Whは160Whを超えるため航空機の機内には持ち込めず、遠方の大会会場へ運ぶ際は輸送手段も考慮してください。
結論
小型リグでUSB-CとDCを使うなら、VB99 Pro miniがおすすめです。残り稼働時間を画面で確認できるうえ、端子も多彩。ただし全端子の同時出力は合計100Wまでです。
軽さを優先し、11V時の145W出力を使いたいならImicro-98Pをおすすめします。D-Tap機器を2台つなぎ、残り時間も画面で確かめたい構成にはPB-S98Sが合うでしょう。
長時間の配信でカメラ、レコーダー、モニターへまとめて給電するなら、193WhのDUO-C198Pが有力です。約1.1kgの質量と航空機の機内持ち込み制限を踏まえ、会場までの移動方法も含めて判断してください。
購入時は、接続機材の消費電力を合計し、端子ごとの出力と同時給電の上限を照らし合わせましょう。必要な出力の範囲に収まる構成か、事前に確認できます。
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