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Microsoft Flight Simulator 2024の計器パネルを追加すると、画面上の計器を眺めるだけの操縦から、手元の表示を確認しながら飛ぶ体験へ近づきます。製品ごとに得意な機体や必要な接続が異なるので、普段の飛び方に合わせて選びたいところです。
今回紹介するのは、基本計器をまとめたパネル、G1000の2画面セット、G1000環境に足す表示ユニットの3製品。パネル全体を揃えるか、使い慣れた画面を拡張するかで、選択肢が変わります。
早見表
まずは、表示内容と接続の違いを一覧で確認しましょう。どれもPC向けの製品ですが、対応するシミュレーターや追加で必要な機材には差があります。
| 製品 | 主な表示 | 接続・連携 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| Multi Instrument Panel | 対気速度計・姿勢指示器・高度計 | USB、SkyView・SkySync | Cessna 172風の基本計器を追加したい人 |
G1000 Suite | PFD・MFD・オーディオパネル | SkySyncで2画面を同期 | G1000の操縦席をまとめて再現したい人 |
| G1000 XFD Premium Bezel | G1000系の追加表示面 | USB・HDMI、RealSimGearプラグイン | 金属ベゼル付きの表示ユニットを足したい人 |
飛行中によく見る情報が最初から揃っているか、周辺機器や設定を追加しても扱えるかに注目しましょう。
3計器パネル
Multi Instrument Panelは、対気速度計、姿勢指示器、高度計をひとつにまとめた製品です。Cessna 172風のアナログ計器を手元に置きたい人なら、まず候補に入れたい構成ですね。
表示はアナログ風のグラフィックと数値テキストから選択できます。針や計器盤らしい見た目を楽しみたいときと、数値を素早く読みたいときで表示を切り替えられるのが特徴です。
Microsoft Flight Simulator 2024のほか、2020とX-Plane 11・12にも対応します。Windows PCとUSB接続し、付属のSkyView・SkySyncソフトを導入してシミュレーターと同期する仕組みです。
デスクトップに置く使い方に加え、取付金具を使ってコックピットへ組み込むこともできます。明るさ調整はオプションのDesktop Pilot Switch Panelから行うため、照明を細かく整えたい人は追加機材も見込んでおきましょう。
3製品のなかでは表示する計器の種類が絞られており、G1000の地図やFMSまで扱う製品ではありません。基本計器を物理的に見やすくしたい人に合い、情報量よりもアナログらしい操縦感を重視する場合に選びやすい一台です。
G1000 Suite
G1000 Suiteは、PFDとMFDの専用ディスプレイ2台にオーディオパネルを組み合わせた製品です。速度や姿勢に関する飛行情報に加え、GPS・移動地図・FMS・気象・地形情報も扱えます。
ディスプレイ上の表示は、ロータリーエンコーダーとプッシュボタンで操作できます。マウスで画面を探す場面を減らし、ノブを回したりボタンを押したりする操縦席らしい操作感を加えられます。
Microsoft Flight Simulator 2024・2020とX-Plane 11・12に対応します。Windows PCで使用します。Xbox本体には対応しません。ゲーム機で飛んでいる人は接続先を間違えないようにしてください。
SkySyncで両画面の機能や割り当てを同期し、明るさはシミュレーター上または別売りのSwitch Panelから調整します。デスクトップ設置とコックピット組み込みに対応し、アルミパネルも付属するため、据え置きの操縦環境を作りたい人にも扱いやすい構成です。
PFDはSkyViewからアナログ計器の6-pack表示へ切り替えられます。G1000だけに固定せず、機体や気分に合わせて表示を変えたい人には便利でしょう。一方、基本計器を3つだけ増やしたい場合は、機能が多く感じられるかもしれません。
XFD Premium
G1000 XFD Premium Bezelは、G1000系のシミュレーション環境に表示面を追加するユニットです。PFD・MFDモジュールと組み合わせる構成にも対応し、既存の操縦席を少しずつ拡張したい人におすすめです。
高解像度LCDをCNC加工の金属ベゼルで囲み、ガーミン風のロータリーエンコーダーを備えています。ノブやベゼルの質感を重視する人には、手元の存在感も魅力です。
Microsoft Flight Simulator 2024では、標準のNXi表示に対応します。RealSimGearプラグインを導入し、シミュレーターの計器ポップアウトを本機に表示する仕組みです。表示ユニットをつなぐだけでは使えません。
接続にはUSBに加えて画面表示用のHDMIが必要で、HDMIケーブルは別売りです。購入時はUSB端子だけでなく、PCから画面までHDMIを引けるかも確認しておくと、設置後に困りにくいですね。
取付金具が付属し、別売りのG1000デスクトップスタンドにも取り付けられます。G1000 SuiteのようにPFD・MFDとオーディオパネルを一式揃える製品とは役割が異なり、表示面やベゼルを追加したい人向けの選択肢です。
結論
初めて物理パネルを導入し、基本計器の見やすさを優先するならMulti Instrument Panelが選びやすいでしょう。アナログ風表示と数値表示を切り替えられ、デスクトップ置きから組み込みまで対応します。
G1000の表示と操作をまとめて増やしたい人にはG1000 Suiteが本命です。2台の画面、オーディオパネル、操作ノブを備え、地図やFMSも使うフライトで力を発揮します。
既存のG1000環境を活かして表示面を追加し、金属ベゼルにもこだわるならG1000 XFD Premium Bezelが合います。必要な接続とNXi表示の連携を確認し、自分の操縦席に無理なく組み込めるかで決めてください。
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