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VRChatでアバターの腰や足まで動かすフルトラは、立つ、しゃがむ、寝転ぶといった全身の表現を広げてくれます。価格に加えて、トラッキング方式と手持ちのVR機器への対応を確認したいところです。
候補は、スマートフォンと使うソニーのmocopi、カメラ方式のVIVEトラッカー(Ultimate)、ベースステーション方式のVIVEトラッカー(3.0)。設置の手軽さや必要な周辺機器が異なるので、遊ぶ環境に合う製品を選びましょう。
3機種早見表
| 製品 | 方式・基本セット | ベースステーション | 連続使用時間 | 向いている環境 |
|---|---|---|---|---|
| mocopi | IMU方式・センサー6個 | 不要 | 最大約10時間 | スマートフォンアプリを使って始めたい |
| VIVEトラッカー(Ultimate)3+1キット | インサイドアウト方式・トラッカー3台とドングル | 不要 | 最大約7時間 | 対応ヘッドセットやSteamVR機器を使う |
| VIVEトラッカー(3.0) | 外部トラッキング・トラッカー1台 | 必要 | 最大7.5時間 | 対応するSteamVR環境をすでに使っている |
表の時間は各製品の公称最大値です。実際の使用時間は使い方や状態によって変わります。3.0は1台単位でそろえる製品で、フルトラには3台以上が推奨されています。必要な周辺機器も含めて考えましょう。
VRChatのフルトラ
VRヘッドセットとコントローラーにセンサーを加えると、動きを拾いにくい腰や足も動かせます。足を組む、床に座る、腰をひねるといった姿勢も、アバターで表現できます。
トラッカーを買えば、どのVR環境でも同じように使えるわけではありません。接続方式や対応ヘッドセット、VRChatを動かすPC側の環境が関わります。手持ちの機器との組み合わせを確認してください。
今回の3機種は、体の動きを捉える仕組みが異なります。センサー数に加えて、ベースステーションの有無やスマートフォンを使うかどうか、対応機器も確認すると候補を絞れます。
mocopi
mocopiは加速度センサーと角速度センサーを使うIMU方式で、標準セットのセンサーは6個です。頭、両手首、両足首、腰に装着して全身の動きを取ります。ベースステーションを部屋に設置する必要はありません。
スマートフォンアプリとセンサーを使い、Bluetooth LE 5.2で通信します。VRChatをPCで利用する場合は、SteamVR対応ヘッドセットを組み合わせます。ベースステーションを用意せず、フルトラを始めたい人に合う構成です。
連続使用時間は最大約10時間。今回の3製品では公称値が最も長めです。センサー6個のほか、ヘッドバンド、リストバンド、アンクルバンド、クリップ、充電ケースが付属します。
プロフェッショナルモードは最大12点に対応します。センサーを2セット用意するなど、拡張には別途機材が必要です。まず標準の6個で始めて、表現したい動きが増えたら拡張を検討する方法が現実的です。
VIVE Ultimate
VIVEトラッカー(Ultimate)3+1キットは、広視野カメラを2台ずつ備えたトラッカーが周囲を認識する6DoFインサイドアウト方式です。ベースステーションは不要。基地局を部屋に設置せず、カメラ方式を使いたい人に合います。
キットにはトラッカー3台とワイヤレスドングル1台が入っています。基本構成では3台を腰と両足に装着し、ヘッドセットとコントローラーも使います。ドングル1台で最大5台まで接続でき、対応環境なら増設できます。
対応機器はVIVE Focus Vision、Focus 3、XR Eliteのほか、SteamVR対応のサードパーティ製ヘッドセットです。対応コンテンツによるため、VRChatで使うヘッドセットと接続構成を購入前に確認しましょう。連続使用時間は最大約7時間です。
トラッカー1台は94gです。足に装着する機器は重さや固定方法も体感に関わるので、長時間遊ぶ人は装着位置を意識したいですね。コントローラーを使わない構成では5台が必要で、3台キットの基本構成とは台数が異なります。
VIVEトラッカー3.0
VIVEトラッカー(3.0)は、SteamVRベースステーションのレーザーを使う外部トラッキング方式です。SteamVR Base Station 1.0または2.0が必要で、トラッカー単体では動作しません。対応する基地局を使っている人なら、既存の環境を活用できます。
1台の参考価格は19,000円(税込)の希望小売価格です。フルトラには3台以上が推奨されるため、3台なら本体価格の単純計算で57,000円が目安になります。実売価格は時期や店舗で変わり、基地局や別売の装着用ストラップはこの計算に含みません。
対応機器はHTC VIVE、VIVE Proシリーズ、VIVE Pro Eyeシリーズ、VIVE Cosmos Eliteなどです。利用にはベースステーションとSteamVRソフトウェアを使います。手持ちの対応機器によって導入費用が変わるため、台数をそろえる前に確認しましょう。
トラッカー本体は75gで、最大7.5時間使えます。付属品はドングル、ドングルクレードル、USBケーブルです。体に固定するストラップは別売なので、本体3台分と装着具をそろえる費用を見込んでください。
結論
スマートフォンと連携して手軽に始めるならmocopi、基地局なしのカメラ方式を使い、対応機器もそろっているならVIVE Ultimateがおすすめです。SteamVRベースステーションをすでに使っている人には、VIVEトラッカー(3.0)が合います。ヘッドセットと基地局の有無を確認すると候補を絞れます。
3.0の参考価格は1台19,000円(税込)で、3台なら本体だけで57,000円が目安です。実売価格は時期や店舗で変わり、装着具や必要な周辺機器は別途かかります。mocopiとUltimateの販売価格は購入時点で確認してください。
最初の一式を選ぶときは、追加機材をすでに持っているかを基準にしましょう。対応機材がなければ、トラッカー本体の台数だけでは総費用を比べられません。遊びたい環境との組み合わせを先に固めれば、購入後に使えないという行き違いを避けやすくなります。
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