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大会配信では、画面を見ているだけだと明るさや色の崩れを見落としがちです。暗いステージの黒つぶれや派手な演出の白飛びに、担当者ごとのモニター環境も重なると、映像の判断は悩ましいところ。
波形モニターなら明るさや色成分の偏りを波形で追えます。ゲーム機のHDMI出力を確認する配信卓から、SDIやIPを使う放送設備まで、信号経路に合う機種を見ていきましょう。
候補の早見表
一覧では対応信号と測定機能を整理しました。入力できる映像サイズとフレームレートを確認し、PIP表示や収録など必要な機能を照らし合わせると、候補を絞りやすくなります。
| 機種 | 信号と測定機能 | 用途の目安 |
|---|---|---|
FEELWORLD LUT7S PRO | HDMIはUHD 30pまで、3G-SDI。波形、ベクトルスコープ、ヒストグラム | 1080p60中心の現場 |
Lilliput Q7-12G | HDMI 2.0・12G-SDIで2160p60。2系統SDIのPIP表示 | 4K60や複数映像の監視 |
| Blackmagic Video Assist 7” 12G HDR | HDMI 2.0a・12G-SDIでUHD 60p。波形と10-bit収録 | 測定とバックアップ収録 |
| LeaderPhabrix LPX500 | SDIとIPに対応。4Kや複数入力表示はオプション構成 | 放送設備の集中監視 |
価格は時期や販売店によって変わり、追加機能があれば総額も動きます。
とくにLPX500はUHD化や4入力表示がオプションです。必要な機能を含めた構成で見積もるのが現実的です。
LUT7S PROの実力
FEELWORLD LUT7S PROは7インチのIPS画面を備え、表示画素数は1920×1200、輝度は2200cd/m²です。明るい会場にも持ち込みやすく、機材卓の横やカメラ脇に置けるサイズ感ですね。
HDMIはUHD 3840×2160の30pまで、DCI 4096×2160なら24pまで対応します。1080p60も扱え、3G-SDIの入力と出力も各1系統あります。フルHDの大会映像なら、入力を確認してループ出力から後段へ送れます。
波形はRGB・YUV・Yパレードを表示でき、ベクトルスコープとヒストグラムも備えます。明るさの分布や色の方向・強さを確認でき、音声の位相とレベルも画面で追えます。
3D LUTに対応し、画面上でルックを確認できます。NP-F系バッテリーで動作し、F970の6600mAhなら約3時間が目安。ただし電池は別売りです。1080p60中心の配信で、持ち運びやすい測定画面がほしいチームに合います。
Q7-12Gが強い場面
フルHD60pの大会配信で、波形や音声レベルを見ながら手軽に監視するならFEELWORLD LUT7S PROがおすすめです。3G-SDIのループ出力も使えるので、持ち運びを伴う現場にも合います。
4K60pや2系統SDIのPIP表示を使うならLilliput Q7-12G、波形確認と10-bit収録を一台で行うならBlackmagic Video Assist 7” 12G HDRをおすすめします。映像経路と記録の要否で役割がはっきり分かれます。
結論
SDIやIP信号を複数まとめて常設監視する設備にはLeaderPhabrix LPX500がおすすめです。4Kや多入力表示にはオプションが必要です。必要な映像サイズや入力端子、同時監視数に合わせれば、大会配信の映像を安定して確認できます。
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