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大会配信でPTZカメラを使うと、選手席から実況席、ステージ全景まで、必要な画角へすばやく移せます。操作パネルのボタン配置や動かしやすさも配信のテンポに関わります。
PTZカメラコントローラーは、対応プロトコルや接続方式が製品ごとに異なります。メーカー名が一致していても、カメラの型番や運用台数が合うかまで確認してください。
早見表
5製品の特徴を一覧にしました。最大制御台数は接続方式などで条件が変わります。数字だけで判断せず、使うカメラのプロトコルと照らし合わせましょう。
| 製品 | 主な持ち味 | 参考価格 | |
|---|---|---|---|
| ソニー [LINK:P1 | RM-IP500] | BRC/SRGシリーズ、IPで最大100台 | 429,000円(税込) |
| パナソニック [LINK:P2 | AW-RP150GJ] | 対応機種をIPで最大200台、タッチパネル搭載 | 623,200円(税抜) |
| Datavideo [LINK:P3 | RMC-300A] | DVIPやVISCAなどに対応 | 280,000円(税抜) |
| PTZOptics [LINK:P4 | PT Joy G4] | IP・シリアル対応、ネットワークで最大253台 | US$714 |
| BirdDog [LINK:P5 | PTZ Keyboard] | NDIやVISCAなど、ネットワークで最大255台 | US$1,699 |
価格はメーカーの希望小売価格や標準価格などを目安にしています。税区分や通貨は製品ごとに異なり、実売価格も時期や販売店によって変わります。
ソニー RM-IP500
[LINK:P1|RM-IP500]は、ソニーのBRC-AM7、BRC-X400、SRG-A40など、BRC/SRGシリーズに対応する専用コントローラーです。対応カメラをすでに使っている大会なら、優先して検討してください。
LAN接続のVISCA over IPでは最大100台、VISCA RS-422では最大7台を制御できます。複数台を動かす会場ではIP接続が便利ですが、カメラ側と接続方式を揃える必要があります。
ジョイスティックとシーソーレバーを備えています。パン・チルト、ズーム、フォーカスにはそれぞれ速度調整つまみがあり、実況者を追いながらズームだけをゆっくり動かすなど、操作に緩急をつけられます。
IP設定にはWindows 10/11対応のRM-IP Setup Toolを使え、コントローラーから自動設定する機能もあります。参考価格は429,000円(税込)で、AC-UES1230MT電源アダプターは別売です。実売価格は時期や店によって変わります。
AW-RP150GJ
[LINK:P2|AW-RP150GJ]は、パナソニックの対応表に掲載されたカメラ用です。現行機種にはAW-UE160W/K、AW-UE150AW/AKなどがあります。メーカーが混在する現場では、対応方式を確かめてください。
7型タッチパネルとジョイスティックを備え、ジョイスティック上のロッカーでズームまたはフォーカスを操作できます。画面と手元の操作を使い分けられるため、細かな画角調整にも生かせるでしょう。
プリセットメモリーは100個で、パン・チルト速度は7段階です。トレーシングメモリーは1カメラあたり最大10件登録でき、各メモリーは最大5分です。大会で繰り返す動きも登録しておけます。
IP接続では最大200台、RS-422接続では最大5台を制御できます。給電はPoE+またはDC 12Vで、ACアダプターは別売です。参考価格は623,200円(税抜)。PoE+を使わない場合はDC 12Vで給電し、必要なアダプターを手配してください。
Datavideo RMC-300A
[LINK:P3|RMC-300A]は、DatavideoのDVIPのほか、Sony VISCA、VISCA over IP-S/IP-Cに対応します。Datavideo製カメラはDVIPで最大24台、RS-422で最大8台を制御できます。接続方式によって上限が変わります。
5型タッチスクリーンにパン・チルト用ジョイスティックとズームノブを備えています。パン・チルト・ズーム速度は速・中・遅から選択可能。速度の設定を3段階で共有したい現場なら、担当者間で操作を合わせやすいモデルです。
Datavideo製カメラごとに14セットのプリセットを登録できます。Ethernetは10 Mbpsと100 Mbpsに対応し、RS-422端子はRJ-45接続です。電源はDC 12Vで、消費電力は19W。RS-422もRJ-45形状なので、LAN端子と取り違えないようにしましょう。
参考価格は2024年11月版の標準価格表で280,000円(税別)です。DC 12V電源アダプターが付属します。標準価格と実売価格は時期や販売店で変わるため、現行額も確認してください。
PT Joy G4
[LINK:P4|PT Joy G4]は、VISCA、Pelco-D、Pelco-Pなどのシリアル方式と、VISCA over UDP/TCPなどのIP方式に対応します。複数方式のカメラがある現場にはPT Joy G4がおすすめですが、Sony VISCAとONVIFは限定対応です。
ネットワーク接続では最大253台、VISCAシリアル接続では最大7台を制御できます。EthernetとRS-232、RS-422、RS-485端子を備え、シリアル配線を使う既設設備にも組み込みやすい構成です。
3軸ジョイスティック、大型LCD、カメラ選択ボタン6個を備え、クイックプリセットは9個です。対象カメラを選んですぐ画角を呼び出せます。給電はDC 12VまたはPoEに対応し、消費電力は6Wです。
2024年版カタログのMSRPはUS$714で、円換算や国内の実売額は時期と販売店で変わります。限定対応のプロトコルでは必要な機能を確認し、操作できることを確かめてから運用に組み込んでください。
BirdDog PTZ Keyboard
BirdDog [LINK:P5|PTZ Keyboard]は、NDI、NDI|HX、VISCA over IP、Sony VISCA互換のRS-232/RS-422に対応します。ネットワークでは複数プロトコルを含め最大255台を制御でき、異なる方式のカメラをまとめたい大会におすすめです。
シリアル接続はRS-232とRS-422で各最大7台を制御できます。端子はRS-232が1系統、RS-422が2系統で、ネットワークの最大台数とは別に数えます。
ジョイスティックのほか、パン・チルト/ズーム速度調整ノブ2個、ズームロッカー、ジョイスティック上のズームリングを備えています。プログラム可能なファンクションボタンは6個あり、よく使う操作を割り当てられるのが便利ですね。
給電はPoE、DC 12V、またはRS-232/RS-422ポート経由で、消費電力は3Wです。公式サイトの参考価格はUS$1,699で、税区分の表記はありません。制御プロトコルによって使える機能が異なるため、その違いも考慮してください。
結論
[LINK:P1|RM-IP500]はソニーのBRC/SRGシリーズが中心の現場に、[LINK:P2|AW-RP150GJ]はパナソニックの対応機を複数台運用し、タッチパネルやトレーシングメモリーも活用する現場におすすめです。同じメーカーのカメラで揃えた現場では、対応関係を確認しやすくなります。
[LINK:P3|RMC-300A]はDatavideo製カメラをDVIPで運用する場合、BirdDog [LINK:P5|PTZ Keyboard]はNDI系やVISCA系が混在する場合におすすめです。[LINK:P4|PT Joy G4]はIPと多様なシリアル方式に対応しますが、Sony VISCAやONVIFは限定対応です。必要な機能を確かめて選んでください。
導入前にはカメラの型番、プロトコル、接続方式が対応範囲に入るかを確認してください。条件が合えば、選手席や実況席への画角移動を落ち着いて制御できます。参考価格と最大台数を踏まえ、会場に合う機種を決めましょう。
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