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ゲーム大会の配信では試合画面に加え、実況席や選手の表情、会場の様子も映せます。カメラの映像が加わると、配信に臨場感が出ます。
長丁場で気になるのは、電池の持ちと信号の送り方です。カメラから配信PCへUSBで送る方法もあれば、HDMIやSDIでスイッチャーへ入れる方法もあります。会場の機材に合う経路を確認しましょう。
USB UVCやWi-Fi、有線LANによるIP配信など、機種ごとに扱える信号経路は違います。バッテリー時間と内部記録の目安にも差があります。
配信向け4機種
| 機種 | 配信・出力 | ズーム | 連続時間など | 参考価格 |
|---|---|---|---|---|
XA60 | USB-C UVC、HDMIは最大FHD | 20倍 | 4K撮影で約2時間35分(BP-820) | — |
HC-X1600 | Wi-Fi IP、HDMI 4K59.94pまたは50p 4:2:2 10bit | 24倍 | 付属電池で4K60p撮影 約6時間10分 | — |
HC-X2 | 有線IP、HDMI 4K60p 10bit、SDI FHD | 20倍 | 付属電池で4K60p撮影 約3時間50分 | — |
HXR-NX800 | USB UVC、HDMI 4K、ネット配信 | 20倍 | 別売BP-U35で約120分 | 544,500円(税込) |
UVC対応のXA60とNX800なら、PCへUSBで映像を直接送れます。HDMIから4K60p・10bitを出力したい現場ではHC-X1600とHC-X2が使えます。
HC-X1600の撮影時間は約6時間10分で、4機種の中では最長です。SDIや有線IP配信を使えるHC-X2は会場設備に合わせやすく、NX800はUSB UVC、HDMI、ネットワーク配信に対応します。
NX800の希望小売価格は税込544,500円で、実売価格は時期や販売店によって変わります。購入時点の価格を確認してください。
XA60|手軽なUSB接続
XA60はUSB Type-CでUVC対応のウェブカメラとしてPCにつなげます。実況席や小規模会場なら配信用PCへ直接映像を入れられ、機材構成もすっきりします。
光学20倍ズームは4K撮影時の35mm判換算で約29.3~601mmです。広めの実況席から話者へ寄れるほか、離れたステージを撮る場面にも使えます。オートフォーカスはハイブリッドAFとコントラストAFを搭載しています。
4K撮影時の連続時間はBP-820で約2時間35分、BP-828なら約3時間40分です。長い大会ではDC INから給電でき、別売のUSB電源アダプターPD-E1による給電にも対応します。
SDカードスロットは2基で、4K XF-AVC 160Mbpsでは128GBカードに約1時間45分記録できます。大会全編を保存するならカード容量を確保しておきましょう。HDMI出力の上限はFHD 59.94pです。
HC-X1600|長い電池時間
付属バッテリーで4K60pを撮影した場合、連続撮影時間は約6時間10分が目安です。4機種の中で最長の数字で、電源の取り回しが難しい会場では心強いですね。
電動24倍ズームは35mm判換算で25~600mmをカバーし、試合全体から実況者や表彰台まで画角を調整できます。AFは高速・高精度タイプです。
HDMI Type Aは最大4K59.94pまたは50pの4:2:2 10bit出力に対応します。Wi-Fi経由のIPストリーミングではRTSP、RTP、RTMP、RTMPSを利用できます。
USB Type-Cは給電や充電に対応し、USB 2.0のマスストレージ機能は読み出し専用です。
HC-X2|会場設備に強い
HC-X2はHDMIに加えて3G-SDI端子を備え、SDIから最大FHD 59.94pの4:2:2 10bit出力が可能です。SDI入力付きスイッチャーへ直接つなげます。
HDMIは最大4K59.94pまたは50pの4:2:2 10bit出力に対応します。1.0型MOSセンサーの動画時有効画素数は約1503万画素で、光学20倍ズームは35mm判換算24.5~490mmです。
有線LANによるIP配信はRTSP、RTP、RTMP、RTMPSに対応し、最大FHD60p・24Mbpsで送信できます。スイッチャーを介さないネットワーク配信にも使える機種です。
付属バッテリーによる4K60p・200Mbps撮影は約3時間50分続き、128GBカードには約1時間20分記録できます。長時間運用ではACアダプターからDC 12Vで給電する方法もあります。
NX800|配信経路が多彩
NX800はUSB UVC、HDMI、ネットワーク配信に対応する業務用カメラです。UVC対応PCへUSBで映像を送り、USB 3.0 SuperSpeed接続では出力映像を4K、1080p、720pから選べます。
人物認識AFはAIプロセッシングユニットを使い、ファストハイブリッドAFも搭載しています。実況者や選手を撮る場面で頼りになる機能です。光学20倍ズームは35mm判換算で24~480mmです。
ネットワーク配信はRTMP、RTMPS、SRTに対応し、HDMI Type Aからは4K映像を出力できます。画面表示の重畳は初期設定でオフなので、撮影情報の映り込みを避けたい場面でも扱いやすいでしょう。
別売BP-U35による連続使用時間は標準消費電力で約120分ですが、付属ACアダプターからDC 19.5Vで給電できます。本体には内蔵冷却ファンと通気口があり、SDI端子はありません。
結論
配信PCへUSBでつなぎ、実況席を撮るならXA60がおすすめです。バッテリー時間を優先する場合はHC-X1600を選びましょう。付属バッテリーでの4K60p撮影は約6時間10分が目安です。
会場にSDI入力があり、有線IP配信も使うならHC-X2を選びましょう。人物認識AFやUSB・HDMI・ネットワーク配信を求め、外部給電を組み合わせる運用ならNX800がおすすめです。
長時間配信では電源、端子、同時記録の容量が運用を左右します。会場の機材に合う信号経路と給電方法を整えておけば、試合が延びてもカメラを続けて動かしやすくなるでしょう。
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