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ゲーム配信用のXLRコンデンサーマイク用ファンタム電源はマイクを動かす電力を供給する機器です。オーディオインターフェースに給電機能があれば追加不要ですが、非搭載なら外付けユニットが必要になります。
製品ごとに選べる電圧や同時に使えるマイクの本数、電池への対応が異なります。見るべきなのは必要な電圧、給電チャンネル数、電源方式の三点です。
ファンタム電源の役割
コンデンサーマイクの中には動作に外部電源を必要とするモデルがあります。XLRケーブルを通して送る電源がファンタム電源です。一般的なのは+48Vですが、+12Vが必要なマイクもあります。
オーディオインターフェースやミキサーに+48Vスイッチが付いていれば、通常はそれでマイクへ給電できます。接続機器に給電機能がない場合などは、別置きのユニットを使います。
ファンタム電源だけでは音声をパソコンへ送れません。配信ソフトへ音を届けるには、XLR入力のあるオーディオインターフェースやミキサーも必要です。
製品の早見表
候補を絞るときは、必要な電圧とチャンネル数を見てみましょう。マイクが1本か2本か、電池で持ち出したいかも選ぶ手がかりになります。
| 製品 | 電圧・チャンネル | 給電方式 | 参考価格・特徴 |
|---|---|---|---|
BEHRINGER PS400 | +12Vまたは+48V・1ch | 付属DC12Vアダプター | 価格は販売店で確認。電圧切替式 |
| MACKIE M48 | +48V・1ch | 付属ACアダプター、9V電池 | 価格は販売店で確認。電源スイッチとLED付き |
| ART Phantom II Pro | +48V・2ch | 付属9Vアルカリ電池、別売7.5〜12VのACまたはDCアダプター | 18,370円(税込・希望小売価格) |
| audio-technica AT8541 | +48V・1ch | 単3形アルカリ乾電池4本、別売アダプター | 33,000円(税込・希望小売価格) |
ARTとaudio-technicaの金額は税込の希望小売価格です。実売価格は時期や販売店で変わるので、注文時に最新の価格を確認してください。
チャンネル数は同時に給電できるマイクの本数を表します。ひとりで配信するなら1ch機、ゲストとXLRマイクを2本使う対談なら2ch機が候補です。
PS400の特徴
BEHRINGER PS400は+12Vまたは+48Vを選べる1チャンネル機です。48V対応マイクに加え、12Vが必要な機種にも対応します。切替位置はマイクの指定電圧に合わせてください。
XLR入力とスルー出力は1系統ずつです。マイクを本機の入力につなぎ、本機の出力からオーディオインターフェースのマイク入力へ音声を送ります。
付属のDC12V、150mAのアダプターで給電します。本体重量は約360gです。机に据えるなら、コンセントの位置やケーブルの取り回しも見ておきましょう。
電圧を切り替えるときはマイクの仕様を確かめてください。接続や設定変更の際はいったん電源を切り、電圧を合わせてから通電すると安心です。
M48の特徴
MACKIE M48は+48Vを1本のXLRマイクへ供給するファンタム電源です。48V対応のコンデンサーマイクを1本使う配信で使えます。接続前に電圧指定も確認しておきましょう。
XLR入力と出力は1系統ずつ備えています。本体には電源のオン・オフスイッチとLED表示があり、電源まわりを目で確認できます。配信前の確認にも便利ですね。
付属のACアダプターか9V電池で給電できます。配信机ではアダプター、コンセントを確保しにくい場所では電池を使うといった運用が可能です。
最大出力電流は40mAです。マイクごとに必要な電流は異なるので、電圧とあわせて仕様を確かめてください。48Vマイクを1本使う構成に合います。
MACKIE M48
Amazonで探すARTのPhantom II
ART Phantom II Proは+48VをXLRマイク2本へ同時に供給でき、入力と出力もそれぞれ2系統です。配信者とゲストが1本ずつマイクを使う対談配信にも対応します。
本体にはLED付きの共通オン・オフスイッチがあります。ユニット全体の電源をまとめて操作するタイプで、2本のマイクへ同時に給電する配信で使えます。
付属の9Vアルカリ電池で動作し、別売の7.5〜12VのACまたはDCアダプターにも対応します。マイクを2本つないだ場合、アルカリ電池での駆動時間は標準値で10時間を超えます。
寸法は47×117×99mm、重量は約0.37kgです。税込18,370円の希望小売価格が目安で、実売価格は時期や店舗によって変わります。2本分の電源を一台にまとめたい配信者におすすめです。
ART Phantom II Pro
Amazonで探すAT8541の特徴
audio-technica AT8541は+48Vを1本のXLRマイクへ供給するモデルです。単3電池で給電するか、別売アダプターを使うかで必要な機材が変わります。希望小売価格は税込33,000円で、実売価格は時期や販売店によって異なります。
本体寸法は74×33.5×101mmで、電池を除いた重量は約270gです。コンセントを確保しにくい場所へ持ち出す場合にも使えます。
別売の9〜15V DCで300mAのアダプターにも対応しています。電源選択スイッチでBATT.とEXT.DCを切り替える仕様です。
単3電池で給電するか、別売アダプターを使うかで必要な機材が変わります。希望小売価格は税込33,000円で、実売価格は時期や販売店によって異なります。
audio-technica AT8541
Amazonで探すファンタム電源と音質
ファンタム電源は対応マイクに動作電力を届ける機器です。音声を増幅したり声を加工したりはしません。音量はオーディオインターフェースの入力ゲインで調整します。
配信の聞きやすさはマイクとの距離や向き、部屋の反響、入力ゲインにも左右されます。ファンタム電源を追加しただけで声質が大きく変わるわけではなく、インターフェース側の設定も大切です。
音が出ないときはマイクの電圧とXLRケーブルを確かめ、インターフェースの入力先やミュート状態も順に見直しましょう。電源ランプが点いていても、音声経路や入力設定が原因になる場合があります。
結論
48VのXLRコンデンサーマイクを1本使うなら、付属ACアダプターと9V電池に対応するMACKIE M48がおすすめです。12Vのマイクも使うなら、電圧を切り替えられるBEHRINGER PS400が便利でしょう。
2本のマイクへ同時に給電する対談配信ではART Phantom II Proを、単3電池で持ち出す場合はaudio-technica AT8541をおすすめします。必要なチャンネル数と給電方法を軸にすると、配信機材に合うモデルを絞り込めます。
オーディオインターフェースやミキサーに+48V給電機能があれば、外部ユニットは不要です。購入前にマイクの電圧と接続先の給電機能を確かめてから選びましょう。
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