ゲーム大会配信で各入力を個別収録するISO対応ビデオスイッチャーおすすめ5選

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ゲーム大会の配信では、番組映像に加えて各ゲーム機や観戦PCの画面も個別に残せると、試合後の編集が楽になります。切り替えミスの修正にも役立つのがISO収録です。

ISO対応ビデオスイッチャーは、入力端子と系統数、記録先で使い勝手が変わります。HDMIとSDIには4入力と8入力のモデルがあり、放送用コントロールパネルを備えた一体型もあります。

早見表

5機種の入力数とISO映像の記録先を一覧にしました。番組映像の出力端子数も確認できます。

製品入力ISO収録先参考価格(税込)
ATEM Mini Pro ISOHDMI 4系統USB-C外付けメディア89,980円
ATEM SDI Pro ISOSDI 4系統USB-C外付けメディア138,800円
ATEM Mini Extreme ISO G2HDMI 8系統CFexpress、USB-C、ネットワークストレージ348,800円
ATEM SDI Extreme ISOSDI 8系統USB-C外付けメディア263,800円
ATEM Television Studio HD8 ISOSDI 8系統USB-C外付けメディア522,800円

価格は税込の公式希望小売価格を参考にしています。実売価格は時期や販売店で変わるため、購入時に最新価格をご確認ください。

全5機種ともHD収録で、UHDのISO収録には対応しません。試合後の素材も4Kで残す必要がある場合は、これらの機種では条件を満たせません。

配信後の編集価値

番組映像のみを録画する設定では、採用しなかったゲーム画面を後から使えないことがあります。ISO対応機なら各入力のクリーン映像と番組映像を同時に別々で記録できます。

対戦画面から観戦画面への切り替えが遅れても、各入力を収録してあれば見逃し配信の編集で補えます。選手カメラや解説用PCの映像は、試合後の振り返り動画にも使えます。

各機種はH.264 MP4で映像を保存し、DaVinci Resolveのプロジェクトも記録します。番組映像を後から編集し直す際は、プロジェクトファイルも一緒に使えます。

ISOで残るのは入力ごとのクリーンフィードです。スイッチャー上で番組に重ねたテロップや演出は入力別ファイルに入りません。番組映像も合わせて保管しましょう。

4入力のHDMI

ATEM Mini Pro ISOにはHDMI入力が4系統あります。各入力のクリーン映像と番組映像を同時に記録し、計5ストリームを残せます。ゲーム機や観戦PCを4系統以内でつなぐ大会配信に使えます。

入力別映像は最大70Mb/sのH.264 MP4で、音声はAACです。USB-C 3.1 Gen 1接続の外付けメディアに保存でき、DaVinci Resolveプロジェクトも残せます。

Ethernet経由でRTMP配信ができます。HDMIプログラム出力は1系統で、希望小売価格は89,980円(税込)が目安です。4入力で足りるHDMI中心の大会なら導入しやすいでしょう。

ATEM Mini Pro ISO

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4入力のSDI

ATEM SDI Pro ISOは3G-SDI入力を4系統備え、各入力のISO映像と番組映像を計5ストリームで同時収録します。カメラや会場機材がSDIでそろった配信に使えます。

収録先はUSB-C接続の外付けメディアです。入力映像は最大70Mb/sのH.264 MP4で、音声はAACです。DaVinci Resolveプロジェクトも保存されるため、収録後の編集に使えます。

Ethernet経由ではRTMPまたはSRTで配信できます。USB-C経由の共有インターネット接続も利用でき、希望小売価格は138,800円(税込)です。会場のSDI機材と接続規格をそろえられます。

ATEM SDI Pro ISO

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8入力のHDMI

ATEM Mini Extreme ISO G2はHDMI入力を8系統備えています。各入力のISO映像と番組映像を合わせて計9ストリームで同時収録でき、複数のゲーム画面や観戦PC、カメラを使う大会に対応します。

記録先は3種類です。CFexpressカード、USB-C外付けメディア、10Gb Ethernet経由のネットワークストレージを選べます。入力別映像は最大70Mb/sのH.264 MP4で、DaVinci Resolveプロジェクトも記録します。

独立したHDMI出力を3系統備え、Ethernet経由のRTMP・SRT配信とUSB-C経由の共有インターネット接続に対応します。希望小売価格は348,800円(税込)が目安で、8入力と複数の記録先が必要な大会に便利です。

ATEM Mini Extreme ISO G2

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8入力のSDI

ATEM SDI Extreme ISOは3G-SDI入力を8系統備え、各入力のISO映像と番組映像を計9系統で記録します。会場のカメラや送出機材がSDIなら、変換を挟まずつなげます。

番組映像と各入力のH.264 MP4をUSB-C外付けメディアに収録し、入力別映像は最大70Mb/sです。DaVinci Resolveプロジェクトも保存され、SDIプログラム出力は4系統あります。

内蔵配信エンジンはRTMPとSRTに対応し、USB-C経由の共有インターネット接続も使えます。希望小売価格は263,800円(税込)で、8入力のHDMI版より85,000円低く、SDI設備を使う大会にはATEM SDI Extreme ISOがおすすめです。

ATEM SDI Extreme ISO

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放送卓一体型

ATEM Television Studio HD8 ISOはSDI入力を8系統備え、各入力のISO映像と番組映像を同時記録します。放送用コントロールパネルも内蔵しており、操作卓とスイッチャーをまとめられます。

SDI出力は12系統、HDMI出力は1系統です。SDI入力ごとに4チャンネルのエンベデッドオーディオを扱え、複数のモニターや送出先をつなぐ構成に対応します。

USB-C 3.0接続の外付けメディアにH.264 MP4で収録し、入力別映像は最大70Mb/sです。記録形式はexFATのほか、MacではAPFSとHFS+を使えます。希望小売価格は522,800円(税込)です。

ATEM Television Studio HD8 ISO

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記録量の目安

最大ビットレート70Mb/sで計算すると、ISO映像1本あたり1時間で約31.5GBです。4入力では約126GB、8入力では約252GBとなり、これはISO映像分だけの概算です。

この計算には番組映像のファイルや管理に必要な余裕を含めていません。大会時間が長い場合は、入力数と収録時間から記録容量を見積もってください。

記録メディアは容量に加え、連続書き込みの安定性も確認しましょう。8入力では複数の映像を同時に書き込むため、大会時間に合わせた容量が必要です。

対応信号の範囲

5機種はいずれもHD形式に対応し、UHDの入力・収録はできません。対応形式は720p、1080p、1080iで、1080pは23.98〜60fps、1080iは50・59.94・60です。

大会PCが1440pや4K、高リフレッシュレートで出力する場合、その信号を直接入力できません。対応HD信号にそろえて接続すれば、配信映像と録画素材の形式も統一できます。

ATEM Mini Pro ISO、ATEM SDI Pro ISO、ATEM Mini Extreme ISO G2、ATEM SDI Extreme ISOは10-bit HD切替に対応します。これは収録ファイルの形式とは別の仕様です。納品映像に必要な縦横サイズやフレームレートが決まっている場合は、保存後のH.264 MP4も確認しましょう。

音声の個別編集

ATEM Mini Pro ISO、ATEM SDI Pro ISO、ATEM Mini Extreme ISO G2、ATEM SDI Extreme ISOは各入力で2チャンネル、HD8 ISOはSDI入力ごとに4チャンネルのエンベデッドオーディオを扱います。ゲーム音やステレオ音声を映像入力と一緒に送れます。

入力別ファイルにはAAC音声も記録されます。ただし、ISO収録だけで実況マイクが複数の独立した音声トラックとして残るわけではありません。実況や会場音を後から個別に調整するなら、音声の収録経路も設計しておきましょう。

対戦ゲームではゲーム音や実況、会場音のバランスが聞きやすさを左右します。ISO映像の保存だけでは音声編集の自由度は決まらないため、完成した番組音声も確認しておくと安心ですね。

結論

4入力までのHDMI大会配信にはATEM Mini Pro ISOをおすすめします。希望小売価格は89,980円(税込)が目安です。4入力と番組映像を同時に収録でき、手頃にISO収録を始めたい現場に合います。

SDI配線なら、4入力はATEM SDI Pro ISO、8入力はATEM SDI Extreme ISOを選べます。HDMIで8入力を使い、CFexpressやネットワークストレージも利用したい場合はATEM Mini Extreme ISO G2が合います。

放送用コントロールパネルと多数のSDI出力が必要なら、ATEM Television Studio HD8 ISOがおすすめです。入力数、端子、出力、収録時間を現場に当てはめると、必要な機種を絞り込めます。

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