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PCなしのゲーム配信なら、映像切替と配信エンコードを本体で行えるスイッチャーが役立ちます。ゲーム機やカメラのHDMI映像を入力し、配信先へそのまま送る構成です。
配信中にPCを起動して画面を操作する手間を減らせるのは助かります。ただ、入力できる映像と配信の上限、録画方法は機種によって異なります。4K入力に対応していても、配信は1080pまでの製品もあります。
今回はゲーム機やカメラを複数つなぐ人向けに5機種を紹介します。接続はHDMIが中心で、GoStream Duet 8 ISOはSDI入力も4系統備えます。
候補5機種
| 製品 | 映像入力 | 本体からの配信 | 録画の特徴 |
|---|---|---|---|
| Blackmagic Design ATEM Mini Pro ISO | HDMI 4系統、最大1080p60 | Ethernet経由、YouTube Liveなど | 4入力と番組映像を個別収録 |
| RGBlink mini-pro v3 | HDMI 4系統、最大4K60入力 | RTMPとRTMPS、最大2プラットフォーム | USBストレージにMP4録画 |
| Osee GoStream Deck | HDMI 4系統、最大1080p | Ethernet経由、最大3配信先 | SDカードまたはSSDに録画 |
| Osee GoStream Duet 8 ISO | HDMI 4系統+SDI 4系統 | RTMP、最大3プラットフォーム | 番組映像と最大8入力をISO録画 |
| YoloLiv YoloBox Extreme | HDMI 8系統、最大4K60入力 | 最大4K60、横向きで最大3配信先 | 最大4入力のISO録画は4K30まで |
HDMI接続のゲーム機が中心なら、入力4系統のモデルがおすすめです。SDIカメラも同時に使う配信拠点にはGoStream Duet 8 ISOをすすめます。画面とバッテリーを一体で備えたYoloBox Extremeは、機材を持ち運ぶ人にも便利です。
4K対応という表示は入力側の仕様を示します。配信側の上限は製品ごとに異なり、mini-pro v3のHDMI・USB出力は最大1080p60、GoStream Duet 8 ISOの番組出力と配信は最大1080pです。
GoStream DeckとDuet 8 ISOは最大3先、mini-pro v3は最大2先へ同時配信できます。3つの配信先が必要なら前者の2機種、2つまでならmini-pro v3も選べます。
ATEM ISO
Blackmagic DesignのATEM Mini Pro ISOはHDMI入力4系統を備えた1080p配信向けのモデルです。各入力が再同期とフォーマット変換に対応し、映像機器ごとの形式の違いを吸収しやすい設計になっています。
対応形式は720p、1080i、1080pで、フレームレートは最大60fps。Ultra HD入力には対応しません。フルHDのゲーム画面にカメラ映像を重ねたり、トランジションで場面を切り替えたりする配信に使えます。
内蔵の配信エンジンからEthernet経由でYouTube LiveやFacebook、Twitchなどへ配信できます。クロマキーとマルチビューも備え、ゲーム映像にカメラ画面を重ねる演出を組み込めます。
USBディスクにはH.264で録画でき、ISOモデルは4入力と番組映像の計5ストリームを個別収録します。配信後に映像を編集したい人にもうれしい機能です。参考価格は公式希望小売価格89,980円(税込)で、実売価格は時期や販売店によって変わります。
mini-pro v3
RGBlink mini-pro v3は4系統のHDMI入力がすべて最大4K60に対応する小型スイッチャーです。4K対応ゲーム機やカメラを入力し、HDMI・USB出力は最大1080p60で行えます。
Ethernet経由のRTMPとRTMPS配信に対応し、最大2プラットフォームへ同時に映像を送れます。送り先が2プラットフォーム以内なら、本体から直接配信できます。
本体はタッチ画面と5方向ジョイスティック、Tバーで操作します。切替には15種類のトランジションとAUTO、WIPEを使え、PIPやクロマキーも搭載しています。
USBストレージへのMP4録画は最大16Mbpsで、SSDは最大2TBに対応します。現場での録画と4K入力を一台にまとめたい人におすすめです。TAO Cloudからの操作に加え、Windows・macOS、iOS・Androidにも対応します。
GoStream Deck
Osee GoStream Deckは最大1080pのHDMI入力を4系統備えています。PVW・PGMバス、Tバー、マクロを搭載し、ゲーム画面とカメラ映像を切り替える配信に使えます。
Ethernet経由でYouTubeやFacebook、Zoomおよび任意のRTMPサーバーへ接続できます。最大3配信先へ同時に送れるため、複数の配信先を使う人にも便利でしょう。
PIPやクロマキーのほか、テロップやロゴの合成にも対応します。AUX入力ではUSBウェブカメラやNDI|HX、ファイル再生を扱えます。HDMI以外の映像ソースを加える構成にも対応します。
番組映像はSDカードまたはSSDに録画でき、本体パネルとメニューから操作できます。Mac・Windows向けのGoStream Controlソフトも利用可能です。対応ファームウェアではスマートフォンのUSBテザリングも使えますが、配信の安定性は回線状態に左右されます。
Duet 8 ISO
Osee GoStream Duet 8 ISOはHDMI 4系統とSDI 4系統を同時に使える8入力モデルです。HDMIゲーム機とSDIカメラを同じ番組に組み込みたいときに使えます。
HDMI入力は最大4K60、SDI入力は最大1080p60に対応します。一方、番組出力と配信は最大1080pです。4K映像を入力できても、番組を4Kで配信できるわけではありません。
8レイヤー合成と4画面マルチソースを使え、PIPやクロマキーも備えます。ロゴやテロップを加えられるほか、Ethernet経由のRTMP配信は最大3プラットフォームに対応します。ゲーム大会やイベントで複数映像を合成する構成を組めます。
PGM録画のほか、最大8入力のISO録画も可能です。ISO収録には高速USB 3.0 SSDが必要で、番組映像はSDカードまたはSSDへ保存できます。配信後にゲーム画面やカメラ映像を個別に編集する人には便利な機能です。
YoloBox
YoloLiv YoloBox ExtremeはHDMI入力8系統を備え、内蔵画面から操作できる一体型スイッチャーです。11.2型の2K OLEDタッチ画面で映像を確認しながら切り替えられます。PCを置きにくい配信場所にも持ち込みやすいでしょう。
最大4K60の入力と配信に対応し、RTMP、RTMPS、SRTを扱えます。横向き配信は最大3配信先と3つのSRTストリーム、縦向き配信は最大2配信先です。複数の視聴環境へ映像を届ける配信にも対応します。
EthernetやWi-Fi 6・7、4G LTEで接続できます。内蔵90Whバッテリーは最大10時間動作し、電源を確保しにくい場所での運用にも便利です。LTEを使う場合は地域に合うSIMと対応周波数を確認してください。
SDカードまたはUSBドライブへMP4録画でき、最大4入力のISO録画は4K30まで対応します。マルチカメラ・リプレイやスコアボードも使え、ゲーム映像に演出を加えられます。
結論
フルHDで4入力のゲーム配信を始めるなら、ATEM Mini Pro ISOがおすすめです。配信と個別収録をまとめられます。公式希望小売価格は89,980円(税込)。実売価格は時期や販売店によって変わるため、購入時に確認してください。
4K入力を使いながら本体操作と録画を重視する人にはmini-pro v3、最大3配信先やAUX入力を活用したい人にはGoStream Deckがおすすめです。HDMIとSDIを合わせて8入力し、映像を個別編集する配信拠点にはDuet 8 ISOをすすめます。
4K配信や一体型画面、バッテリー駆動まで必要ならYoloBox Extremeを選んでください。ゲーム機の出力形式と配信先の上限、必要な入力数を確かめれば、使う機材を絞り込めます。
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