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遠隔地のプレイ映像や実況映像を配信卓へ戻すなら、ゲーム配信向けのSRTハードウェアデコーダーが使えます。受信映像をHDMIやSDIへ出す専用機なので、受信用PCを置かずに済むのが利点です。
機種を決めるときは4K対応に加え、同時に受ける映像の数、配信卓の入力端子、音声の出し方も確認しましょう。必要な機能が具体的になります。
候補早見表
4機種の主な仕様を一覧にしました。画面の細かさに加えて、同時受信数や出力端子にも注目すると、配信卓との相性が分かります。
| 機種 | 得意な受信 | 映像出力 |
|---|---|---|
Magewell Pro Convert IP to HDMI | WQHD単画面、4画面表示 | HDMI最大2560×1440p60 |
Kiloview D260 | 1080p60を最大4系統 | HDMI×2、3G-SDI |
Kiloview D350 | 1080p60を最大12系統処理 | HDMI×2は4Kp60、3G-SDIは1080p60 |
| Teradek Prism Flex Mk II | 単一映像の4K60受信 | HDMIまたはSDI、最大4Kp60 |
4画面や12系統は、受信できる映像の数や表示レイアウトの幅を示す数値です。出力の画素数とは別の仕様。D350は最大12系統を処理し、HDMIから最大4Kp60で出力します。
SRT受信機だけで配信は完結しません。送信側がゲーム画面をSRTで送り、デコーダーは受け取った映像をスイッチャーやモニターへ渡します。
Magewellの特長
Pro Convert IP to HDMIは単画面で最大2560×1440p60までデコード可能です。HDMI 2.0から同じ画素数を出力でき、フルHDより細かな映像を実況卓に表示できます。
SRTはMPEG-TS over SRTのCallerとListenerに対応し、H.264とH.265を受信します。表示は単画面、PIP、4分割から選べます。4分割時は各映像が最大1080p60です。
AAC、MP3、AC3、Opus、G.711をデコードし、HDMIから48kHzまたは96kHzの8chを出力できます。ゲーム音や実況を複数チャンネルで扱う配信卓にもなじみますね。
Gigabit Ethernetに加え、USB-C給電と802.3afおよび802.3at PoEに対応します。最大消費電力は約6.62W。PoEスイッチがある現場ならLAN経由で電源を取れ、配線を簡潔にできます。
D260の1080p
Kiloview D260はH.264とH.265を最大4系統同時にデコードし、各映像は最大1080p60です。ゲーム画面や出演者映像をフルHDで最大4系統受けるスタジオで使えます。
HDMIが2系統、3G-SDIが1系統あり、どちらも最大1080p60で出力します。AAC、Opus、LPCMなどの音声をHDMIやSDIへ埋め込めるほか、3.5mmライン出力からも取り出せます。
SRTはCaller、Listener、Rendezvousの3モードに対応し、画面は1、2、3、4分割から設定できます。Gigabit Ethernetは2ポート。DC 12V 1Aで給電し、最大消費電力は7Wです。
公式希望小売価格は77,000円(税込)ですが、実売価格は販売店や時期によって変わるため、購入時に確認してください。
D350の4K処理
Kiloview D350は最大12系統の1080p60映像を同時に処理し、1〜16画面のカスタムレイアウトも組めます。複数のゲーム機や実況者の映像を一つのモニターで見渡せます。
HDMI 2.0が2系統、3G-SDIが1系統あります。HDMIは最大4Kp60、SDIは最大1080p60です。AACやOpusなどの音声をHDMIやSDIに埋め込めるほか、3.5mmライン出力も使えます。
SRTはCaller、Listener、Rendezvousに対応し、NDI以外のプロトコルでは100〜120msに遅延を調整できます。Gigabit Ethernetを2ポート備え、片方はPoE給電に対応。最大消費電力は7Wです。
公式希望小売価格は135,300円(税込)で、実売価格は販売店や時期によって変動します。4K出力と多画面処理をまとめたい設備では、この価格を目安にできます。
Prism Flexの4K
Teradek Prism Flex Mk II Decoderは単一ストリームを最大4K DCI 60pまたは4K UHD 60pでデコードします。HDMIまたはSDIから最大4Kp60を出力でき、10-bit 4:2:2にも対応しています。
SRTはCaller、Listener、Rendezvousから接続モードを選べます。H.264とH.265をデコードし、AAC-LC音声にも対応。音声はHDMIやSDIへ埋め込めるほか、3.5mm TRRSから出力できます。
Gigabit Ethernetは2ポートで、2.4GHzと5GHzのWi-FiやUSB接続の外部モデムにも対応します。無線LANやUSBモデムを使いたい制作現場でも、接続手段を選べる機種です。
Web UIとOLED表示で設定や状態を確認できます。電源は6〜28V DCで、公称消費電力20W、最大36Wです。4K制作では電源側にも余裕を持たせてください。
Teradek Prism Flex Mk II
Amazonで探す結論
1080p60のゲーム映像を複数受け、HDMIとSDIの両方へ出したいなら、Kiloview D260をおすすめします。3.5mmライン出力もあり、音声をアナログで別機器へ渡す配信卓にも合わせやすいでしょう。
WQHDの単画面にPIPや4分割を加えて使うなら、Magewell Pro Convert IP to HDMIを選んでください。PoE給電ができる現場では、電源配線も簡潔にまとめられます。
複数系統を監視しながら4K HDMI出力も必要なら、Kiloview D350で機能をまとめられます。4KディスプレイとHD-SDI設備を併用する配信スタジオに適しています。
単一の4K60映像を10-bit 4:2:2対応のHDMIまたはSDIへ出すなら、Teradek Prism Flex Mk II Decoderがおすすめです。Wi-Fiや外部USBモデムを使いたい制作現場で接続手段を選べます。
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