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HDMI-SRTエンコーダーは、ゲーム大会の映像を会場間で送り、別会場のスクリーンや配信卓へ届けるための機器です。まずは遠隔側で必要な解像度とフレームレートを確認しましょう。
入力端子が4K対応でも、ネットワークへ出す映像まで4Kとは限りません。会場内の確認画面、中継、収録のどれを任せるかで必要な機能も変わります。
早見表
| 製品 | SRT映像の主な上限 | 特徴 |
|---|---|---|
Ultra Encode HDMI | 2048×1080p60、最大16Mbps | 4K入力とループ出力、2系統エンコード |
| Zowietek ZowieBox | 4Kp30、最大50Mbps | 小型、Caller送信、4K60ループ出力 |
| Kiloview E3 | 4Kp30、最大8送信先 | Caller・Listener・Rendezvous、HDMIとSDI |
| AJA HELO Plus | 1080p60、最大20Mbps | 2配信先、外部メディアや共有先への収録 |
早見表の数値は、各機器が扱える解像度やビットレートの上限を示しています。
実際の伝送は会場回線や受信機の性能にも左右されます。最大値を常用の目安にせず、回線には余裕を持たせましょう。
4K入力ができても、4KのSRT配信まで可能とは限りません。ゲーム機の映像設定に加えて、受信側のデコーダーや表示機器が扱える形式も確認してください。
Magewell機
Magewell Ultra Encode HDMIは会場卓から4K映像を受け、HDMIループ出力をモニターへ通し、遠隔拠点へSRTで送れます。入力は4:2:0なら最大4Kp60、4:4:4や4:2:2では最大p30です。
SRT配信は最大2048×1080p60で、映像ビットレートは最大16Mbpsです。4K映像をそのまま遠隔へ送る仕様ではありません。遠隔側へ送る映像はフルHD相当です。
メインとサブの2系統をエンコードでき、SRTは最大6セッションを扱えます。ただしListenerで受ける場合は最大1セッションです。HDMI音声は最大8chを入力できますが、配信音声は2ch AACです。音声のまとめ方も確認してください。
ZowieBox
Zowietek ZowieBoxはHDMI映像を最大4Kp30で配信し、1080pでは最大60fpsに対応します。H.264とH.265を選べて、映像ビットレートは最大50Mbpsまで調整可能です。
HDMIループ出力は最大4K60または1080p120Hzに対応し、会場モニターへ映像を通せます。SRT配信の上限とは別の仕様です。会場に4K60を出しながら、遠隔へ4K30を送る構成もできます。
SRT送信はCallerのみなので、受信側をListenerに設定します。ギガビットLANとデュアルバンドWi-Fiを備え、USB-CまたはPoE+で給電できます。SRT受信をHDMIへ戻すデコーダーモードも備え、送信と受信ではモードを切り替えます。
Kiloview E3
Kiloview E3のHDMIエンコードは最大4Kp30です。Caller、Listener、Rendezvousに対応し、SRT遅延を0〜5000msで設定できます。接続方式や遅延設定が必要な現場にはE3がおすすめです。
同時配信は最大8送信先で、合計ビットレートは160Mbps以下です。どちらも機器側の上限なので、送信先を増やすときは回線の上り帯域や各拠点の受信条件を確認してください。
HDMIのほかに3G-SDIとUSB入力を備え、PoE給電対応の1GbEポートも搭載しています。HDMIとSDIの映像合成もできるため、両規格を使う映像制作や多拠点の大会中継に活用できます。
AJA HELO Plus
AJA HELO PlusはHDMIまたは3G-SDIから最大1080p60を入力し、H.264でSRT配信します。4Kエンコードには対応しないため、フルHDで配信しながら収録する大会運営におすすめです。
SRTはCallerとListenerに対応し、暗号化も利用できます。2系統のエンコーダーは個別に設定でき、各映像ビットレートは100kbps〜20Mbps、配信先は最大2つです。
SDカードやUSBストレージに加え、NFS・CIFS・SMBのネットワークボリュームにも配信と並行して収録できます。大会記録を残しながら別拠点へ映像を届ける運用では、機材をまとめやすいのが便利ですね。
公式の希望小売価格は税込349,800円です。実売価格は時期や販売店で変わります。フルHD配信と2配信先、収録をまとめる必要があるか、記録媒体も含めて考えたいところです。
結論
ゲーム大会の映像を4Kで入力し、遠隔にはフルHD60で送りたい場合はMagewell Ultra Encode HDMIがおすすめです。会場には4K60のループ出力を出し、遠隔へ4K30を送るならZowieBoxが有力です。
接続方式や遅延を調整し、複数の送信先へ届けたい場合やHDMIとSDIを組み合わせる場合は、Kiloview E3をおすすめします。フルHD60での配信と収録をまとめたいなら、AJA HELO Plusを選んでください。
遠隔拠点に必要な解像度とフレームレート、SRTの接続役割や送信先の数を確認しましょう。音声と収録も受信側の条件に照らせば、大会当日の映像トラブルを抑えやすくなります。
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