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レトロゲームをHDMIで配信すると、ボタンを押してから画面が反応するまでの遅れや、昔の映像がどう映るかが気になります。スケーラーは端子を変換し、映像信号を今の配信環境で扱える形式へ整えます。
まず確かめたいのはゲーム機の映像出力です。コンポジットやSビデオなのか、RGBやコンポーネントなのかで接続できる機種が変わります。
コンポジット系のRetroTINK-2X Pro、RGB系のOSSC Pro、幅広い入力と4K出力を備えるRetroTINK-4K CEを表にまとめました。
| 製品 | 主な入力と出力 | 遅延・処理 | 合う環境 |
|---|---|---|---|
| RetroTINK-2X Pro | コンポジット・Sビデオ・コンポーネント。480p、576p出力 | ライン倍処理。メーカー公称で追加遅延ゼロ | 低解像度のアナログ機をつなぐ |
| OSSC Pro | SCART・コンポーネント・VGA。最大2560×1440の60Hzなど | 通常のライン倍処理は実質遅延なし。適応型は最大4ms追加 | RGBやコンポーネント機を調整する |
| RetroTINK-4K CE | コンポジット・Sビデオ・RGB・コンポーネントなど。最大4Kの60Hz | フルバッファー処理。モーション適応型デインターレース | 多様な機器を4Kで出力する |
RetroTINK-2X Pro
コンポーネント・Sビデオ・コンポジットで接続するならRetroTINK-2X Proがおすすめです。コンポジットは緑端子と共用なので差し込み先を確かめてください。入力は240p・288p・480i・576iに対応します。
240pと480iは480pへ、288pと576iは576pへライン倍してHDMI出力します。昔のゲーム機をHDMI入力のモニターやキャプチャー機器につなぐための機種です。
480p以上の入力には対応せず、インターレース映像はBob方式のみで処理します。480iでは上下にちらつく場合があり、動きの多い場面では目につきやすいでしょう。
走査線モードを使え、くし形フィルターはRetroとVideoを切り替えられます。給電はmicroUSBで5V、1Aです。ケーブルは付属しますがUSB電源は別途必要です。
RetroTINK-2X Pro
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OSSC ProはSCART・コンポーネント・VGAからRGBやYPbPrを入力できます。RGBまたはコンポーネント出力のゲーム機にはOSSC Proがおすすめです。コンポジットとSビデオは標準対応外で、使う場合は拡張カードか外部トランスコーダーが必要です。
日本規格のJP21ケーブルには変換アダプターが必要です。出力はHDMIかアダプター経由のDVI-Dで、最大2560×1440の60Hzや1080pの120Hzに対応します。
通常のライン倍処理は実質遅延なしです。480iではモーション適応型・Bob・パススルーを選べます。適応型は通常モードより最大4ms遅れるため、反応を優先するなら処理方式も確かめてください。
スケーラーモードではクロップやサイズ変更、拡大縮小を調整できます。アナログRCA・3.5mm・光デジタルなどの音声はHDMI出力に含められます。電源はセンタープラスのDC 5V、2.5Aです。
OSSC Pro
Amazonで探すRetroTINK-4K CE
RetroTINK-4K CEはコンポジット・Sビデオ・RGB・YPbPrを扱え、SCART・VGA・RCA・デジタル映像も入力できます。前面にもコンポジットとSビデオの端子があり、複数世代のアナログ機をつなげます。
HDMI出力は最大4Kの60Hzに対応します。480p・1080p・1440pを選べるほか、1080pと1440pでは120Hz出力も可能です。縦横比4対3・16対9の自動補正に加え、クロップやズームも調整できます。
映像はフルバッファー方式で処理します。480iにはモーション適応型デインターレースを使えますが、公称遅延値は製品ページに記載されていません。対戦や音楽ゲームで反応を重視するなら、遅延を確かめてから使う判断も必要です。
入力切り替え時に映像が途切れない同期モードを備えます。アナログ音声は最大96kHz・24bit、光デジタル入力は2ch LPCMか圧縮サラウンドに対応し、HDMI音声は最大8ch LPCMです。USB-AからUSB-Cへのケーブルが付属します。5Vで2A以上のUSB電源は別途必要です。
RetroTINK-4K CE
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RetroTINK-2X Proはコンポジット・Sビデオ・コンポーネント出力の機器を低遅延でHDMI化したい人におすすめです。480p以上の入力は受けず、480iはBob方式で処理するため画面がちらつく場合があります。
RGBやコンポーネント出力の機器を使い、低遅延と画面調整を求める人にはOSSC Proをすすめます。JP21ケーブルには変換アダプターが必要で、コンポジットとSビデオは標準入力に対応していません。
幅広いアナログ入力と4K出力をまとめたいならRetroTINK-4K CEを選びましょう。フルバッファー方式で、公称遅延値は製品ページに記載されていません。操作反応を最優先する場合は、遅延の確認も購入判断に含めてください。
最後にゲーム機の出力信号と配信先が受け付ける出力モードを照合してください。入力端子・480iの処理・音声経路も確かめれば、映像と操作感を想定しやすくなります。
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