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Xbox One Xの映像をPCに録りたい人が「4K60 HDR対応」という表記を見ると、録画も同じ条件でできると思うかもしれません。製品によっては、テレビへ送る映像と録画ファイルの上限が異なります。
PCIe内蔵カードはPCに取り付けてHDMI映像を取り込むタイプです。テレビへ映像を送りながら、同じ画面をPCで録画や配信に使えます。パススルーとHDR録画は、それぞれの上限を見ておきましょう。
3製品の早見表
| 製品 | パススルー上限 | 録画上限 | HDR録画 | PCIe |
|---|---|---|---|---|
| Elgato Game Capture 4K Pro | 8K60 | 4K60 | HDR10、4K60 | Gen 2 x4 |
Live Gamer 4K 2.1 | 4K144 HDR・VRR | 通常4K60 | HDR10、P010は4K30まで | Gen 3 x4 |
Live Streamer ULTRA HD | 4K60 HDR・VRR | 4K30 | P010形式 | Gen 3 x1 |
Xbox One Xの4K60 HDR映像をHDRのまま60fpsで録る条件に合うのは4K Proです。GC575のHDR録画は最大4K30fpsで、GC571も録画上限は4K30fps。画面表示と録画ファイルの上限は分けて見てください。
価格は販売店や時期によって変わります。参考価格を見るときはカード本体に加え、HDMIケーブルやPC側の空きスロットも確認しましょう。導入後の予算を見積もりやすくなります。
Xbox One Xの出力
Xbox One Xは対応するゲームとディスプレイを組み合わせると、4K60 HDRで出力できます。キャプチャーカードはHDMI信号を受け取り、パススルーでテレビへ送りながら映像をPCにも渡すため、ゲーム画面を表示したまま録画できます。
Elgatoのキャプチャー品質ガイドには、4K ProがXbox One X対応製品として掲載されています。GC575もメーカー公式ストアの対応機器一覧に載っています。
GC571はHDMI 2.0入力に対応し、4K60 HDRとVRRのパススルーを備えています。接続先のディスプレイや希望するフレームレートに合うか確かめてください。
HDRパススルー
パススルーはカードを経由してテレビやモニターへ映像を送る機能です。録画ファイルを作る際の上限とは別の仕様なので、高解像度や高リフレッシュレートで遊ぶ人は、パススルー側の上限も見ておきましょう。
4K Proは最大8K60のパススルーに対応し、HDMI入出力はいずれもHDMI 2.1です。また、Xbox One Xの4K60 HDR出力にも対応します。将来、より高解像度の機器へつなぐ予定がある人にも余裕のある構成です。
GC575のパススルーは4K144 HDRとVRR、GC571は4K60 HDRとVRRに対応します。VRR対応ディスプレイを使う人にはどちらも候補ですが、カードを介してもXbox One X自体の出力上限は変わりません。
PCIeとPC要件
4K映像をPCへ取り込むには、PCIe接続の帯域とマザーボードの空きスロットを確認します。4K ProはPCIe 2.0 x4、GC575はPCIe Gen 3 x4、GC571はPCIe Gen 3 x1接続です。
4K Proは物理x4、x8、x16のスロットに対応し、x8やx16形状にも取り付けられます。必要な帯域はx4相当なので、マザーボードがその帯域を確保できるかも確認してください。
4K ProのPC要件は第8世代Core i5またはRyzen 5 3600以上、GeForce GTX 10シリーズ以上、メモリ8GBです。対応OSはWindows 10 64-bit以降で、Windows専用モデルのためMacには対応しません。
GC575とGC571はWindows 10/11 64-bitに対応します。どちらもCPUはCore i5-6xxxまたはRyzen 3 3000シリーズ以上、GPUはGeForce GTX 1060またはRadeon RX 5700相当以上が目安です。メモリ条件は異なり、GC575は8GB以上のデュアルチャネル、GC571は8GB推奨です。
4K Pro
Elgato Game Capture 4K Proは、PCに4K60 HDR映像を録画したい人におすすめです。Xbox One Xに対応し、HDMI 2.1の入出力とHDR10、10-bit録画を備えます。録画上限は4K60 HDR10です。
Elgato StudioやOBSなどに対応し、複数アプリへ同時に映像を出力できます。配信と録画で別々のアプリを使う場合にも扱いやすい仕様です。
Windows専用で、3製品の中ではPC要件が高めです。第8世代Core i5またはRyzen 5 3600以上などを満たし、PCIe 2.0 x4相当の帯域も必要になります。条件を満たすPCなら、4K60 HDR録画を重視する人におすすめです。
GC575
AVerMedia Live Gamer 4K 2.1は、4K144 HDRとVRRのパススルーを使いたい人におすすめです。HDMI 2.1の入力・出力を備え、通常録画は最大4K60です。高リフレッシュレートのモニターで遊ぶ環境に合います。
HDR10録画に対応しますが、P010形式でのHDR録画は最大4K30fpsです。通常録画の上限である4K60とは条件が異なります。Xbox One Xの4K60 HDR映像を60fpsのHDRで保存したい人は、この制限を確認してください。
4K144録画はStreaming Center使用時のみ可能で、OBS向けのStreaming Center Plugもあります。使用ソフトによって録画条件が変わるため、予定しているアプリの条件を確かめておきましょう。
GC571
AVerMedia Live Streamer ULTRA HDは、PCIe Gen 3 x1接続で4K60 HDRとVRRのパススルーを使いたい人におすすめです。x4接続のカードに比べ、PCIeスロットの取り回しがしやすい構成です。
録画上限は4K30fpsで、HDRはP010形式に対応します。仕様にHDR10などの規格名は記載されていません。HDR10で4K60録画したい人には、対応が明記された4K Proをおすすめします。
Streaming CenterやOBSなどの録画・配信ソフトに対応し、専用ドライバーは不要です。4K60 HDRとVRRのパススルーを使い、録画は4K30fpsで足りる人にはGC571が合います。
結論
Xbox One Xの4K60 HDR映像をPCに4K60 HDR10のまま録画したい人には、Elgato Game Capture 4K Proがおすすめです。Xbox One X対応情報があり、最大4K60 HDR10の録画とHDMI 2.1に対応し、複数アプリへ同時に映像を出力できます。
4K144 HDRとVRRのパススルーを重視し、HDR録画は4K30でよいならGC575が候補です。4K60 HDRとVRRの表示、PCIe x1接続を優先し、録画は4K30までで足りるならGC571が合います。
パススルーの数値だけでは必要なカードは決まりません。録画ファイルまで4K60 HDRにするのか、ゲーム画面の表示を重視するのか。その基準が決まれば、選ぶモデルもはっきりします。
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