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DCS Worldでは、スロットルの軸数に加えて、レバーの手の動かしやすさやボタンの配置も操作のしやすさを左右します。機体によって必要な操作が変わります。飛ばしたい機種と机の環境に合う製品を絞りましょう。
早見表
| 製品 | 向いている人 | 主な特徴 |
|---|---|---|
Flight Sim Throttle Quadrant | 初めての追加軸や多発機 | 独立レバー3本、割当可能なスイッチ |
TCA Quadrant Airbus Edition | 2軸を手頃に使いたい人 | 2本のスラストレバー、デテント解除可能 |
| VKB STECS Mk.II Mini Plus | 多数の操作を手元に集約したい人 | 2軸と豊富なボタン・ハット |
Viper TQS | F-16風の操作感を重視する人 | Viper型の形状、5軸、豊富な入力 |
DCSのスロットル
DCS Worldでは、スロットルのほかにフラップ、脚、エアブレーキ、エンジンの始動やカットオフなども操作します。機体ごとに必要な入力は異なり、軸を増やすだけでは操作をまかなえません。
たとえば、単発戦闘機なら主スロットル軸に加えて、よく使うスイッチをすぐ押せることが大切です。双発機では左右エンジンを別々に動かせる2軸が役立ちます。プロペラ機では混合気やプロペラピッチ用のレバーも出番があります。
DCSは機体ごとに操作設定を分けられるため、入力装置のボタン数をどの機体にも同じように割り当てる必要はありません。購入時は軸の数と、戦闘中に使う操作へ手が届くかを合わせて確認しましょう。導入後の不満を減らせます。
Logitech G
Flight Sim Throttle Quadrantは、3本の独立レバーを備えたシンプルな構成です。スロットルに加えて、フラップや混合気、プロペラピッチなどを別々の軸に割り当てられます。多発機で左右エンジンを分ける場合も、余ったレバーを別の操作に使えます。
レバーヘッドは交換して並べ替えられます。手の動きに合わせて配置を変えられるのが特徴です。2方向トグルスイッチは3個あり、合計9個のプログラム可能な操作を割り当てられます。脚やフラップなど、間違えて操作したくない機能をレバーとスイッチに分けやすいですね。
付属クランプで机上や机の前面に固定でき、USB 2.0で接続します。高機能な戦闘機向けユニットほど入力は多くありませんが、軸を増やす最初の製品として導入しやすい構成です。
一方、戦闘中に多くの武器やセンサーを手元で操作したい人には、スイッチ数が足りなく感じる可能性があります。DCSを始めたばかりでプロペラ機や輸送機も飛ばす人、まず独立レバーを試したい人におすすめです。
TCA Quadrant
Thrustmaster TCA Quadrant Airbus Editionは、独立したスラストレバーを2本備えています。左右エンジンを別々に動かせるため、双発機で推力差をつける操作にも使いやすい構成です。エンジン選択セレクターは1・2または3・4を選べます。
デテントとスラストリバーサーは無効にでき、直線的な軸操作へ切り替えられます。戦闘機などで連続的にスロットルを動かしたい場合にも活用できます。8個の物理ボタンと8個の仮想ボタンがあり、合計16操作を割り当てられるのも利点です。
非接触のH.E.A.R.T磁気センサーは最大16-bitでレバー入力を検出します。PCにはUSB-C to USB-Aケーブルで接続でき、本体の取付ロッドも使えます。別売のTM Flying Clampにも対応します。机の端に固定する場合は、クランプの費用も予算に含めてください。
2軸と複数のボタンが欲しい人には扱いやすい製品です。戦闘機専用の実機型ハンドルや非常に多くの入力を求める場合は、別の製品が合います。2基のエンジンを個別に動かしたい人には、機能がまとまっています。
VKB STECS
STECS Throttle System Mk.II Mini Plusは、ベースに独立したアナログ軸を2つ備え、左右のエンジンを別々に操作できます。スロットル以外の入力も豊富です。ボタンやトリガー、ホイール、ハット、ミニスティックを使い、DCSの操作を手元へ集められます。
左グリップにはボタン2個、トリガー2個、ホイールエンコーダー2個があります。右グリップにはボタン4個、トリガー2個、センタープッシュ付きの4方向ハット2個、2軸ミニスティック、アナログホイール軸を備えています。視点やセンサーの操作、よく使う機能の割り当て先を確保しやすい構成です。
前面ATEMモジュールにはボタン4個、安全カバー付きボタン2個、押し込み可能な4位置エンコーダーがあります。誤操作を避けたい機能をカバー付きボタンに割り当てるなど、操作の重要度に応じて使い分けられます。交換できるデテントフレームとデテントも同梱され、操作感を調整できます。
スチール製ベースプレートで机上に置けます。シムリグやチェアマウントにも取り付け可能です。入力をまとめて使いたい人には有力ですが、軸と最低限のボタンがあればよい人には機能を持て余すこともあります。設置環境を変えながら長く使う人におすすめです。
Viper TQS
Viper TQSは、Viperのスロットルを再現した実物大レプリカです。金属製ハンドルケースと調整可能な摩擦機構を備え、アイドルからカットオフへ動かす操作やアフターバーナーのデテントもあります。F-16を中心に飛ばす人には、一般的な汎用レバーと異なる操作感が魅力です。
主レバーは1軸ですが、製品仕様上は合計5軸を備えています。アクションボタンは仮想ボタン2個を含む21個。よく使う操作をレバー周辺に集めやすい設計です。デテントを解除して直線軸に切り替えられるため、機体や好みに合わせてスロットルの動きを設定できます。
DCS WorldのPC版に対応し、USB-Cケーブルで接続します。対応台座にM6ねじで固定して使いますが、ねじは別途用意が必要です。机に置くだけの製品ではありません。対応する台座を確かめておくと、到着後に設置しやすくなります。
Viperの形状、デテント、入力の多さを重視する人におすすめです。複数機種でも使えますが、主な魅力はF-16風の専用感。汎用性より機体との一体感を優先する人に合います。
結論
初めて独立レバーを足すなら、扱いやすいLogitech G Flight Sim Throttle Quadrantが有力です。双発機を左右別に操作するならTCA、入力を多数集約して本格的な環境を作るならSTECS、F-16の再現性を楽しむならViper TQSがおすすめです。機体や遊び方に合わせて選べます。
購入の決め手は、最もよく飛ぶ機体と手元に置きたい操作の数です。3本の汎用軸、2本のエンジン軸、多数の入力、専用形状を比べれば、価格だけで迷わず選べます。相場は時期や販売店で変わるため、注文前に最新価格と設置方法を確認してください。
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